泥棒宿。でも大好きな宿。 - 2014.01.29 Wed
(※)このブログは約4ヶ月遅れて更新しています。
現在地はメキシコ(オアハカ)です。またまた好きな土地に出会ってしまい、興奮して鼻血を出しそうな日々を過ごしています。旅慣れ?なにそれ?1年半が過ぎてもまだまだ刺激的な毎日です。ちょっと目眩がしそうな程、この街はいろんな衝撃をくれます。が、それはまたおいおい・笑
エクアドル・キト
キトではホテルスクレという、旧市街にある泥棒宿で有名な宿に泊まっていて、実際に私が滞在している間にも4人くらい盗難にあっている所なんだけれど、私がキトを好きなのはこの宿が好きだったからっていうのも大きいのです。
私はトータル3回キトを訪れていて、最初はガラパゴスに行くフライトがキトからだったってだけで、新市街のホテルに1泊してるんですが、私はここが全く肌に合わなくて・・・
そもそも夜は静かに自分の時間を楽しみたい私にとって、朝までディスコからの音楽がうるさい新市街は、土地的にも合ってなかったのかもしれないけれど。
それに加えて、宿の人の、人によって態度を変える感じとか、サービスが違ったりとかで結構ナーバスになったり。
そんなわけでキトの第一印象は最悪だったんです。
ガラパゴスから帰って来ても、もちろん新市街には二度と泊まるかー!!って思ってて、それで旧市街にやって来た訳なんです。
それでも最初はホテルスクレの悪評をかなり聞いていたので、自力で宿を探して見つからなかったら行こうっていうくらいの消極的な選択だったのですが。
ガラパゴスから帰って来て旧市街にたどり着いたのはもう夜で、スクレに向かう道すがら、見つけた宿では空き状況や値段を聞いてまわってみたんですが、旧市街思いのほか高くて、あんまり遅くなるのも怖いのでしかたなく1泊と思って向かったのが最初でした。
かかってこいっ、泥棒どもっ!
どんなギスギスした場所なんじゃいっ!
と、かなり警戒して門をくぐって行ったのですが・・・
ついて拍子抜け。
到着が遅くなって晩ご飯にありつけなかった私のために、宿の宿泊客の方々はちょっとずつ色々おすそ分けしてくれたり、宿の名物スタッフのホセさんもめちゃめちゃ優しい人だったり。
ホセさんに関しては、セクハラだとか、結構言いたい放題言われてるのは知ってたし、なんならホテルスクレの情報ノートにも気をつけてとか書かれてたりしたけど、私は単純にちょっとスキンシップの多い日本人好きないいおじちゃんだと思います。本当に危ない目にあったって言う話しは聞かないし。
少なくともわたしは大好きです。
彼はいつも掃除してるか飲んでるか抱きついてくるか(笑)
日本語の「おなかすいた」っていう音がスペイン語の「ウナ カシータ(小さい1軒の家っていう意味)」に似てるので、ご飯食べに行ってくるよ〜っていうと、ウナカシータ!って言って笑います。
ホテルスクレは泥棒宿って事を抜かせば、完璧な居心地のいい宿でした。
いや、泥棒宿ってのはかなりダメージ大きいんですけどね。
自分は被害には遭わなかったのですが、その時にはけっこうショックで、リアルタイムで記事を書いたりしてました。
→そのときの記事
それでも、泥棒宿っていうかなり大きなマイナス面を差し引いても、魅力ある宿なんです。
その証拠に、盗難被害にあった友人のスペイン人は、自分で新しい鍵を購入し、その後も宿泊を続けてましたから。
ちょっと友人の事を・・・
彼はエクアドルからチャリダーになった新米自転車パッカーで、最初に会ったのはマレーシアなのだけど、その後もちょこちょこ再会している、もうかれこれ友達歴1年以上の親友です。
キトで再会した友人は、宿で絵を描いている私に触発されたらしく、自分もペイントしたい!!と絵を描きだしました。
最初は材料選んでって頼まれて、一緒に文房具屋さんに行ってこれがいいんじゃない?ってアドバイスしてあげたり。
そして、出来上がった絵が素敵で、このスクレの楽しかったことが全部詰まっているような絵で、素晴らしすぎるのでご紹介します。
ホテルスクレに泊まった事のある人ならピンとくると思うのですが、これは最上階で、屋上と部屋がある階です。
そこに泊まってた一人一人を描いたものだそうです。
みーんな、なんかしてるヒッピーさんばっかりだったなあ。
左から、いつもマリファナ吸ってたフランス人。
自分の部屋をディスコみたいにしていつも音楽を流していたアルゼンチン人。
そしてこの絵を描いた友人のスペイン人。
いつも自転車をいじっていて、絵にもそれが描いてあってウケました^^
そしてその隣は2番目の部屋のアルゼンチン人の、多分彼女さんかな??この人も音楽大好きで、いつも2人はどちらかの部屋にいたので。
お隣はやっぱり路上で音楽を演奏していたウルグアイ人の背の高い女の人。
アルゼンチン人のサンダル職人さんはフレンドリーだったけど、盗難騒ぎのときは、犯人疑惑がかけられてました。
チリ人の絵描きさんは、路上で似顔絵を描いて生活してました。
そして右端の部屋が私だそうです(笑)
友人から見た私は、絵を描いてて、パソコンいじってて、カップラーメン食べてるイメージなのね(笑)
ちなみに手前でホウキを持ってるのがホセさんで、右下がパソコン泥棒だそうです。
友人はパソコンとカメラ盗られてたからね・・・。
スクレはドミとかじゃなくて個室なんだけど、みんなが帰って来てる夜は大体どの部屋も戸を開けっ放しにしてて、今日は何してたの?ってちょっとおしゃべりしてたり、音楽かけてお酒飲んでるからこない?って誘われたり、屋上から月を眺めてみたりしてたんです。
だからもうみんな仲良しのご近所さんって感じで、この雰囲気が好きだったんだなあ。
もう、本当楽しい絵!!
本当にホテルスクレそのものが描かれてて、これ見るとあの雰囲気をすぐに思い出せるし、こういうふうに素直に表現出来る友達を羨ましく思ったりもするのです。
とと、そんなだったので、3回目に滞在する時には、どっさりと食べ物も買い込み、居座る気まんまんだったのでした(笑)
そして、さらに楽しかったのが、宿のみんなで作ったご飯です!
ホテルスクレのキッチンは、お世辞にも綺麗と言える代物ではなくて、近くにはいくらでも安くて美味しい食堂や屋台もあったので、私はもっぱら外食とカップラーメンで過ごしていたのだけれど、たまたま泊まっていたユキさんという、エクアドルで働いている日本人の方が誘ってくれて一緒にご飯を作る事になったんです。
材料はユキさんが昼間韓国食材店で手に入れて来てくれてた白菜!そしてニラ!!
この立派な白菜っ、なんか嬉しくて涙でちゃいそうっ。
そう・・・。この日の晩ご飯はなんと餃子!!
まさかエクアドルまで来て餃子を手作りするとは夢にも思っていませんでしたよっ。
そして、ユキさんは発案者なのに作り方はよくわかってないって・・・笑
なぜか私が主導権を握り(?)みんなの餃子作りを指導してました。
餃子の具を皮に包むのは、餃子作りはじめての外国人sも楽しそうっ!!
最終的に、焼き餃子はフライパンが悪いのか生地が悪いのか、くっついちゃって上手く焼けなかったので、揚げ餃子に。
残った具は肉団子にして中華スープにしたのでした。
大人数のご飯は久しぶりだったし、餃子が美味しく無い訳がない!!
外国人達にも大好評でしたよ☆
そして気を良くした私たち日本人sは、宿の外国人達にもっと美味しいものを食べさようって言う事で次の日はなんとすき焼きを作りました!!
生卵つけるのは外国人無理かな??って言ってて、最初にこうやって食べるんだよってやってみせたときの反応は期待以上で(笑)
気持ち悪いとか信じられない!とか散々だったんだけど、いいからちょっと食べてみてよって言って一口食べさせてみたところ、食べ始めたら美味しい事が分かったらしく、勝手に2個3個と卵を割り出し、日本人からなんて贅沢なっ!とひんしゅくを買ってましたよ。
だってすき焼きのときって、普通たまご1個を大事に大事に食べますよね?笑
この日は豆腐まであったので、贅沢に冷奴も。
豆腐も大好評であっという間に無くなってしまいました。
そして、宿のスタッフホセさんはこの連日の日本食祭りが相当嬉しかったらしく、今度は自分がごちそうしてあげる!!と、なんと手料理を振る舞ってくれたのでした!!
彼が作ってくれたのは、セコ・デ・ポヨという鶏肉の煮込み料理。
スパイスが利いたこの料理はすごーく美味しい!!
ホセさんったら、掃除だけじゃなく料理も出来る男だったとは。
このセコ・デ・ポヨという料理は、エクアドルでは市場や食堂に行けばどこでも食べられる定番料理なんですが、エクアドルで食べた中でもホセさんのやつが一番美味しかったですよ!!
そしてもう一つ興味深かったのは、ご飯の炊き方です。
エクアドルって結構白いご飯良く食べる国なんですが、同じお米を使っても、私たちが炊くのとはなーんか味が違うんです。けっこうぱらっとしているというか、ちょっと崩れやすいというか。なんで同じお米使ってるのに違うんだろうと不思議だったんですが、炊き方が全然違うんです。
まず、洗いません。
これ最初はびっくりしたんですけど、意外とお米洗ってから炊いてるのって日本人くらいかもしれません。
無洗米ではもちろんないはずです(笑)
そして最初は水もいれません!
いきなり鍋に米を入れて火にかけ、なんとそこに油を投入して炒めるんです!!
ある程度炒まった所で水を投入。
蓋なんてせずにずっとかき回し続けてるんです。
なんなら足りなかったら途中で水足してましたからね!
いやあああああ、米の炊き方がこんなにも違うとは驚きでした。
日本人からしてみると、ええっ??ええええええ!!???ってことの連続で笑
そして、日本流のふっくらご飯の炊き方は、実はすごい繊細な水加減と火加減とによってなされてるんだなあと改めて日本のお米の偉大さにも気づくのでした。
エクアドルと日本の食の文化交流は大成功☆
なによりみんなで囲む食卓って楽しいもんですね!!
そして、お酒大好きなホセさんに合わせて、夜は遅くまで飲みふけるのでした・・・!
ああ、楽しすぎるホテルスクレ。
こんな素敵な宿を、泥棒宿という評判で行きにくい宿にしてしまっているのがすごくもったいないと思いました。
ぜひ、防犯対策を万全に整えた上で、泊まりに行ってみて欲しい場所です!
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現在地はメキシコ(オアハカ)です。またまた好きな土地に出会ってしまい、興奮して鼻血を出しそうな日々を過ごしています。旅慣れ?なにそれ?1年半が過ぎてもまだまだ刺激的な毎日です。ちょっと目眩がしそうな程、この街はいろんな衝撃をくれます。が、それはまたおいおい・笑
エクアドル・キト
キトではホテルスクレという、旧市街にある泥棒宿で有名な宿に泊まっていて、実際に私が滞在している間にも4人くらい盗難にあっている所なんだけれど、私がキトを好きなのはこの宿が好きだったからっていうのも大きいのです。
私はトータル3回キトを訪れていて、最初はガラパゴスに行くフライトがキトからだったってだけで、新市街のホテルに1泊してるんですが、私はここが全く肌に合わなくて・・・
そもそも夜は静かに自分の時間を楽しみたい私にとって、朝までディスコからの音楽がうるさい新市街は、土地的にも合ってなかったのかもしれないけれど。
それに加えて、宿の人の、人によって態度を変える感じとか、サービスが違ったりとかで結構ナーバスになったり。
そんなわけでキトの第一印象は最悪だったんです。
ガラパゴスから帰って来ても、もちろん新市街には二度と泊まるかー!!って思ってて、それで旧市街にやって来た訳なんです。
それでも最初はホテルスクレの悪評をかなり聞いていたので、自力で宿を探して見つからなかったら行こうっていうくらいの消極的な選択だったのですが。
ガラパゴスから帰って来て旧市街にたどり着いたのはもう夜で、スクレに向かう道すがら、見つけた宿では空き状況や値段を聞いてまわってみたんですが、旧市街思いのほか高くて、あんまり遅くなるのも怖いのでしかたなく1泊と思って向かったのが最初でした。
かかってこいっ、泥棒どもっ!
どんなギスギスした場所なんじゃいっ!
と、かなり警戒して門をくぐって行ったのですが・・・
ついて拍子抜け。
到着が遅くなって晩ご飯にありつけなかった私のために、宿の宿泊客の方々はちょっとずつ色々おすそ分けしてくれたり、宿の名物スタッフのホセさんもめちゃめちゃ優しい人だったり。
ホセさんに関しては、セクハラだとか、結構言いたい放題言われてるのは知ってたし、なんならホテルスクレの情報ノートにも気をつけてとか書かれてたりしたけど、私は単純にちょっとスキンシップの多い日本人好きないいおじちゃんだと思います。本当に危ない目にあったって言う話しは聞かないし。
少なくともわたしは大好きです。
彼はいつも掃除してるか飲んでるか抱きついてくるか(笑)
日本語の「おなかすいた」っていう音がスペイン語の「ウナ カシータ(小さい1軒の家っていう意味)」に似てるので、ご飯食べに行ってくるよ〜っていうと、ウナカシータ!って言って笑います。
ホテルスクレは泥棒宿って事を抜かせば、完璧な居心地のいい宿でした。
いや、泥棒宿ってのはかなりダメージ大きいんですけどね。
自分は被害には遭わなかったのですが、その時にはけっこうショックで、リアルタイムで記事を書いたりしてました。
→そのときの記事
それでも、泥棒宿っていうかなり大きなマイナス面を差し引いても、魅力ある宿なんです。
その証拠に、盗難被害にあった友人のスペイン人は、自分で新しい鍵を購入し、その後も宿泊を続けてましたから。
ちょっと友人の事を・・・
彼はエクアドルからチャリダーになった新米自転車パッカーで、最初に会ったのはマレーシアなのだけど、その後もちょこちょこ再会している、もうかれこれ友達歴1年以上の親友です。
キトで再会した友人は、宿で絵を描いている私に触発されたらしく、自分もペイントしたい!!と絵を描きだしました。
最初は材料選んでって頼まれて、一緒に文房具屋さんに行ってこれがいいんじゃない?ってアドバイスしてあげたり。
そして、出来上がった絵が素敵で、このスクレの楽しかったことが全部詰まっているような絵で、素晴らしすぎるのでご紹介します。
ホテルスクレに泊まった事のある人ならピンとくると思うのですが、これは最上階で、屋上と部屋がある階です。
そこに泊まってた一人一人を描いたものだそうです。
みーんな、なんかしてるヒッピーさんばっかりだったなあ。
左から、いつもマリファナ吸ってたフランス人。
自分の部屋をディスコみたいにしていつも音楽を流していたアルゼンチン人。
そしてこの絵を描いた友人のスペイン人。
いつも自転車をいじっていて、絵にもそれが描いてあってウケました^^
そしてその隣は2番目の部屋のアルゼンチン人の、多分彼女さんかな??この人も音楽大好きで、いつも2人はどちらかの部屋にいたので。
お隣はやっぱり路上で音楽を演奏していたウルグアイ人の背の高い女の人。
アルゼンチン人のサンダル職人さんはフレンドリーだったけど、盗難騒ぎのときは、犯人疑惑がかけられてました。
チリ人の絵描きさんは、路上で似顔絵を描いて生活してました。
そして右端の部屋が私だそうです(笑)
友人から見た私は、絵を描いてて、パソコンいじってて、カップラーメン食べてるイメージなのね(笑)
ちなみに手前でホウキを持ってるのがホセさんで、右下がパソコン泥棒だそうです。
友人はパソコンとカメラ盗られてたからね・・・。
スクレはドミとかじゃなくて個室なんだけど、みんなが帰って来てる夜は大体どの部屋も戸を開けっ放しにしてて、今日は何してたの?ってちょっとおしゃべりしてたり、音楽かけてお酒飲んでるからこない?って誘われたり、屋上から月を眺めてみたりしてたんです。
だからもうみんな仲良しのご近所さんって感じで、この雰囲気が好きだったんだなあ。
もう、本当楽しい絵!!
本当にホテルスクレそのものが描かれてて、これ見るとあの雰囲気をすぐに思い出せるし、こういうふうに素直に表現出来る友達を羨ましく思ったりもするのです。
とと、そんなだったので、3回目に滞在する時には、どっさりと食べ物も買い込み、居座る気まんまんだったのでした(笑)
そして、さらに楽しかったのが、宿のみんなで作ったご飯です!
ホテルスクレのキッチンは、お世辞にも綺麗と言える代物ではなくて、近くにはいくらでも安くて美味しい食堂や屋台もあったので、私はもっぱら外食とカップラーメンで過ごしていたのだけれど、たまたま泊まっていたユキさんという、エクアドルで働いている日本人の方が誘ってくれて一緒にご飯を作る事になったんです。
材料はユキさんが昼間韓国食材店で手に入れて来てくれてた白菜!そしてニラ!!
この立派な白菜っ、なんか嬉しくて涙でちゃいそうっ。
そう・・・。この日の晩ご飯はなんと餃子!!
まさかエクアドルまで来て餃子を手作りするとは夢にも思っていませんでしたよっ。
そして、ユキさんは発案者なのに作り方はよくわかってないって・・・笑
なぜか私が主導権を握り(?)みんなの餃子作りを指導してました。
餃子の具を皮に包むのは、餃子作りはじめての外国人sも楽しそうっ!!
最終的に、焼き餃子はフライパンが悪いのか生地が悪いのか、くっついちゃって上手く焼けなかったので、揚げ餃子に。
残った具は肉団子にして中華スープにしたのでした。
大人数のご飯は久しぶりだったし、餃子が美味しく無い訳がない!!
外国人達にも大好評でしたよ☆
そして気を良くした私たち日本人sは、宿の外国人達にもっと美味しいものを食べさようって言う事で次の日はなんとすき焼きを作りました!!
生卵つけるのは外国人無理かな??って言ってて、最初にこうやって食べるんだよってやってみせたときの反応は期待以上で(笑)
気持ち悪いとか信じられない!とか散々だったんだけど、いいからちょっと食べてみてよって言って一口食べさせてみたところ、食べ始めたら美味しい事が分かったらしく、勝手に2個3個と卵を割り出し、日本人からなんて贅沢なっ!とひんしゅくを買ってましたよ。
だってすき焼きのときって、普通たまご1個を大事に大事に食べますよね?笑
この日は豆腐まであったので、贅沢に冷奴も。
豆腐も大好評であっという間に無くなってしまいました。
そして、宿のスタッフホセさんはこの連日の日本食祭りが相当嬉しかったらしく、今度は自分がごちそうしてあげる!!と、なんと手料理を振る舞ってくれたのでした!!
彼が作ってくれたのは、セコ・デ・ポヨという鶏肉の煮込み料理。
スパイスが利いたこの料理はすごーく美味しい!!
ホセさんったら、掃除だけじゃなく料理も出来る男だったとは。
このセコ・デ・ポヨという料理は、エクアドルでは市場や食堂に行けばどこでも食べられる定番料理なんですが、エクアドルで食べた中でもホセさんのやつが一番美味しかったですよ!!
そしてもう一つ興味深かったのは、ご飯の炊き方です。
エクアドルって結構白いご飯良く食べる国なんですが、同じお米を使っても、私たちが炊くのとはなーんか味が違うんです。けっこうぱらっとしているというか、ちょっと崩れやすいというか。なんで同じお米使ってるのに違うんだろうと不思議だったんですが、炊き方が全然違うんです。
まず、洗いません。
これ最初はびっくりしたんですけど、意外とお米洗ってから炊いてるのって日本人くらいかもしれません。
無洗米ではもちろんないはずです(笑)
そして最初は水もいれません!
いきなり鍋に米を入れて火にかけ、なんとそこに油を投入して炒めるんです!!
ある程度炒まった所で水を投入。
蓋なんてせずにずっとかき回し続けてるんです。
なんなら足りなかったら途中で水足してましたからね!
いやあああああ、米の炊き方がこんなにも違うとは驚きでした。
日本人からしてみると、ええっ??ええええええ!!???ってことの連続で笑
そして、日本流のふっくらご飯の炊き方は、実はすごい繊細な水加減と火加減とによってなされてるんだなあと改めて日本のお米の偉大さにも気づくのでした。
エクアドルと日本の食の文化交流は大成功☆
なによりみんなで囲む食卓って楽しいもんですね!!
そして、お酒大好きなホセさんに合わせて、夜は遅くまで飲みふけるのでした・・・!
ああ、楽しすぎるホテルスクレ。
こんな素敵な宿を、泥棒宿という評判で行きにくい宿にしてしまっているのがすごくもったいないと思いました。
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3度目のキト。カトコ的日曜日の過ごし方。 - 2014.01.28 Tue
(※)このブログは約4ヶ月遅れて更新しています。
リアルタイムではメキシコ・オアハカです。
丸2日バスに揺られて新しい街に来ましたよ〜!!噂の冷蔵庫バスで全く寝れない、キンキンに冷やされまくりな2日間でしたが、新しい街に早朝について、そのまま観光して来ましたよ。
まだまだ私は元気です!!
エクアドル・キト
山を登った街ラタクンガを後にして、戻って来たのはなんとこの旅3度目となるキト!
もうそろそろキトマスター近いですよ私。
今回はキトを経由してぼちぼちコロンビアインしようということでやって来たんですが、やっぱり大好きな街キト。
名残惜しさからまたちょっとのんびり過ごしました。
世界一美味しいアイスも一杯食べておかねばならないしねっ。
というわけで、三度目もキトを楽しみまくって来ました。
今日はカトコ的日曜日の過ごし方。
用意するのはちょっとだけお金。
そうだなあ・・・おもいっきり贅沢しても600円もあれば十分かな。
とりあえず、ワンコイン(とちょっと)あればお腹いっぱいに丸一日遊び(食べ)尽くせるのです♪
私は3度のキト滞在中、何度か公園に出かけているのですが、友人の自転車の二人乗りか、徒歩でいってます。旧市街からも新市街からも歩いて行ったので、歩くのも可能ですが、結構疲れるのは嫌だって方は市内を走るエコビアとかに乗っちゃえば25セントで移動出来るはずですよん。
旧市街から公園へ向かいます。
キトの街は古い街並みも素敵なんですが、所々にある、憩いの広場的な所もいい感じ。
大きな壁に緑で模様がつけられていたり。
結構圧巻です。
その前には何故かびしょびしょの地面。
何かと思ったら、下から水が吹き出す噴水だったんですね。
子供達がびしょびしょになりながら走り抜けてて楽しそうっ♪
自分が行こうとは思わないですけどね(・∀・;)
ああ、こうやって年を取っていくのかな・・・。
到着したのは新市街の先にあるカロリーナ公園!
この公園ほんっとうに巨大で、なんでも揃ってるんです。
自転車用の道路があったり、池があったり、子供達用のちょっとした遊園地があったり、スケボーとかできるスペースがあったり。
もう、この公園を一回りするだけでもかなりいい運動になると思います。
しかし・・・
私が目につくものと言えば、やっぱり食べ物なのですよー!!!
美味しそうな匂いにつられてやってきたのは、ピンチョスという串焼きの屋台。
お肉と野菜とソーセージがさしてある串で、見た目よりかなりボリューミーな一品。
えへえへ。
屋台で買い食い楽しいねえ。
私が選んだチキンのピンチョスは1・5$
普通の女の子だったら、1食分にきっといい感じの量です。
食べ終わるや否や、ピンチョス屋台の隣にフルーツの屋台を見つけてしまいました。
そこで気になったのがエンサラダデフルータス。フルーツサラダって意味だけど、フルーツポンチみたいな一品。
一口大にカットした果物にジュースがかかってるみたいな。
果物たっぷりで口直しにいい感じ。
これまたけっこうなボリュームですよん!1$。
友人が興味津々だった、モトクロス?みたいなことが出来る所。
ちょうど自転車で来ていたので、ちょっと行ってくるから写真撮っといてって頼まれたのだけれど、いつまでたってもゴール地点に来ない友人。
ちいちゃい子達は次々とやってくるのに・・?
心配になって見に行ってみると、最初のジャンプでチェーンの所がバキっと音を立てて壊れたらしい。
こういうのに挑戦するなら、それなりの自転車を使わないといけないようです・・・。
モトクロス??の側には、スケボーやら、自転車やら、ローラーブレードやらの技を競えるような場所までありました!
こんなのが、一般の公園にぼこっと出現するんですよー。
日本だとなかなかお目にかかれないですよね??
周りには日本でもおなじみのかき氷屋さんが!!
かき氷大好きっ。
もちろん購入です。0・5$。
何故かこっちのかき氷はなにも言わなくてもシロップ全部がけで、どぎつい色になります。
う、うん。
味もけっこうきついかな・・・笑
1種類だけちょびっとかけてもらうほうが私好みです。
そうこうしている間に、あふれんばかりのギャラリーが集まって来ました。
それもそのはず、ここのお兄さん達、なかなか手練です!!
手拍子を誘導しつつ、華麗なる1回転!!
客席からあふれる歓声!!
そりゃあお客さんも集まっちゃうよね。
そして、そのまわりではかき氷屋さんも商売始めちゃうよね。
納得です。
その後も華麗に自転車を操るお兄さんが登場し、空中でくるくる自転車をまわしたり、客席から勇気のある人を呼んで来て、その上をジャンプしたりしてました。
わーっっっ。
わたしこういうのぞわっとしちゃってだめだあ。
公園内の川?池?には、お決まりのボートがあって、家族連れで賑わっていました。
私は池のまわりでまったり。
いいねえ。
こんな日曜日。
お天気がいいとさらに気持ちいいね。
カロリーナ公園だけでも一日いれちゃうんだけれど、もう一個の公園もなかなか楽しいので、ちょっとそちらに移動です。
途中こんなおっきな牛さんの像を見つけて、無駄にはしゃぎます。
もう一個の公園はキトの新市街と旧市街の間にある公園です。
ちょっと名前が思い出せなくて、NETで地図を確認してみたらPARQUE EL EJIDOかPARQUE ALAMEDAのどっちかだったと思います。
たぶん私はどっちも行ったのでちょっとこんがらがっちゃいました。
どちらも、民芸品屋さんが並んでたり、青空絵画市みたいなのが開かれてたり、さっきのカロリーナよりはこじんまりしつつどちらも楽しいんです。
で、わたしのお目当てはと言うと…・♡
もちろん食べ物ですっ(・∀・)
ちょっと正確な場所をお伝え出来ないのが申し訳ないのですがっ
それを探す楽しみをとっとくってことで
じゃん!!
さかなー!!
かにー!!!
うはー!!
なんかちょっと食堂っぽくなっているエリアがあって、その一角に、この素敵すぎる海鮮の屋台があったのですよー。
これは食べずに通り過ぎるなんて、私には無理です。
たかいのかなあと思っておそるおそる値段を聞くと、なんと3$!!
お、お安い。
早速頼んだのは、カングレホ(カニ)とアサリのスープ。
貝なんて、もう、めっちゃ久しぶりー!!
そして出て来たスープをみてまたテンションが上がります。
で、でかい。
顔の大きな私と比較してもこの通り。
グランデー!!
付け合わせのレモンをぎゅうっと絞って、カニとアサリのだしがよおーくでたスープを飲むのです。
これが美味しく無いわけないのよお〜(>∀<)
カニはグアヤキルの時同様、トンカチで割って食べましたよ。
わたし、そういえばグアヤキルにカニ食べに行ったけど、グアヤキルはカニぽろっと1杯で3$だった・・・。
こっちはカニにアサリに溢れんばかりのスープに・・・
あれ?
こっちの方がお得かも・・・?
グアヤキルにカニ食べに行こうとしている方ー!!(そんな食いしん坊はわたしだけかもだけど)
カニだけだったらキトでも十分食べられますよーう!!
ちなみに友人の頼んでた魚もめっちゃ大きくて美味でした♡
ああっ、たまの休みも食べてばかり。
あ、たまの休みっていうか毎日休みだ私。
いやいや、移動したり観光したり山登ったり、なんやかんや遊んでいる訳ですが、こんな食べてのんびりする日もたまにはいいですよね☆
キトの公園巡りは、晴れた日曜日には最高だと思います!!
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まだまだ私は元気です!!
エクアドル・キト
山を登った街ラタクンガを後にして、戻って来たのはなんとこの旅3度目となるキト!
もうそろそろキトマスター近いですよ私。
今回はキトを経由してぼちぼちコロンビアインしようということでやって来たんですが、やっぱり大好きな街キト。
名残惜しさからまたちょっとのんびり過ごしました。
世界一美味しいアイスも一杯食べておかねばならないしねっ。
というわけで、三度目もキトを楽しみまくって来ました。
今日はカトコ的日曜日の過ごし方。
用意するのはちょっとだけお金。
そうだなあ・・・おもいっきり贅沢しても600円もあれば十分かな。
とりあえず、ワンコイン(とちょっと)あればお腹いっぱいに丸一日遊び(食べ)尽くせるのです♪
私は3度のキト滞在中、何度か公園に出かけているのですが、友人の自転車の二人乗りか、徒歩でいってます。旧市街からも新市街からも歩いて行ったので、歩くのも可能ですが、結構疲れるのは嫌だって方は市内を走るエコビアとかに乗っちゃえば25セントで移動出来るはずですよん。
旧市街から公園へ向かいます。
キトの街は古い街並みも素敵なんですが、所々にある、憩いの広場的な所もいい感じ。
大きな壁に緑で模様がつけられていたり。
結構圧巻です。
その前には何故かびしょびしょの地面。
何かと思ったら、下から水が吹き出す噴水だったんですね。
子供達がびしょびしょになりながら走り抜けてて楽しそうっ♪
自分が行こうとは思わないですけどね(・∀・;)
ああ、こうやって年を取っていくのかな・・・。
到着したのは新市街の先にあるカロリーナ公園!
この公園ほんっとうに巨大で、なんでも揃ってるんです。
自転車用の道路があったり、池があったり、子供達用のちょっとした遊園地があったり、スケボーとかできるスペースがあったり。
もう、この公園を一回りするだけでもかなりいい運動になると思います。
しかし・・・
私が目につくものと言えば、やっぱり食べ物なのですよー!!!
美味しそうな匂いにつられてやってきたのは、ピンチョスという串焼きの屋台。
お肉と野菜とソーセージがさしてある串で、見た目よりかなりボリューミーな一品。
えへえへ。
屋台で買い食い楽しいねえ。
私が選んだチキンのピンチョスは1・5$
普通の女の子だったら、1食分にきっといい感じの量です。
食べ終わるや否や、ピンチョス屋台の隣にフルーツの屋台を見つけてしまいました。
そこで気になったのがエンサラダデフルータス。フルーツサラダって意味だけど、フルーツポンチみたいな一品。
一口大にカットした果物にジュースがかかってるみたいな。
果物たっぷりで口直しにいい感じ。
これまたけっこうなボリュームですよん!1$。
友人が興味津々だった、モトクロス?みたいなことが出来る所。
ちょうど自転車で来ていたので、ちょっと行ってくるから写真撮っといてって頼まれたのだけれど、いつまでたってもゴール地点に来ない友人。
ちいちゃい子達は次々とやってくるのに・・?
心配になって見に行ってみると、最初のジャンプでチェーンの所がバキっと音を立てて壊れたらしい。
こういうのに挑戦するなら、それなりの自転車を使わないといけないようです・・・。
モトクロス??の側には、スケボーやら、自転車やら、ローラーブレードやらの技を競えるような場所までありました!
こんなのが、一般の公園にぼこっと出現するんですよー。
日本だとなかなかお目にかかれないですよね??
周りには日本でもおなじみのかき氷屋さんが!!
かき氷大好きっ。
もちろん購入です。0・5$。
何故かこっちのかき氷はなにも言わなくてもシロップ全部がけで、どぎつい色になります。
う、うん。
味もけっこうきついかな・・・笑
1種類だけちょびっとかけてもらうほうが私好みです。
そうこうしている間に、あふれんばかりのギャラリーが集まって来ました。
それもそのはず、ここのお兄さん達、なかなか手練です!!
手拍子を誘導しつつ、華麗なる1回転!!
客席からあふれる歓声!!
そりゃあお客さんも集まっちゃうよね。
そして、そのまわりではかき氷屋さんも商売始めちゃうよね。
納得です。
その後も華麗に自転車を操るお兄さんが登場し、空中でくるくる自転車をまわしたり、客席から勇気のある人を呼んで来て、その上をジャンプしたりしてました。
わーっっっ。
わたしこういうのぞわっとしちゃってだめだあ。
公園内の川?池?には、お決まりのボートがあって、家族連れで賑わっていました。
私は池のまわりでまったり。
いいねえ。
こんな日曜日。
お天気がいいとさらに気持ちいいね。
カロリーナ公園だけでも一日いれちゃうんだけれど、もう一個の公園もなかなか楽しいので、ちょっとそちらに移動です。
途中こんなおっきな牛さんの像を見つけて、無駄にはしゃぎます。
もう一個の公園はキトの新市街と旧市街の間にある公園です。
ちょっと名前が思い出せなくて、NETで地図を確認してみたらPARQUE EL EJIDOかPARQUE ALAMEDAのどっちかだったと思います。
たぶん私はどっちも行ったのでちょっとこんがらがっちゃいました。
どちらも、民芸品屋さんが並んでたり、青空絵画市みたいなのが開かれてたり、さっきのカロリーナよりはこじんまりしつつどちらも楽しいんです。
で、わたしのお目当てはと言うと…・♡
もちろん食べ物ですっ(・∀・)
ちょっと正確な場所をお伝え出来ないのが申し訳ないのですがっ
それを探す楽しみをとっとくってことで
じゃん!!
さかなー!!
かにー!!!
うはー!!
なんかちょっと食堂っぽくなっているエリアがあって、その一角に、この素敵すぎる海鮮の屋台があったのですよー。
これは食べずに通り過ぎるなんて、私には無理です。
たかいのかなあと思っておそるおそる値段を聞くと、なんと3$!!
お、お安い。
早速頼んだのは、カングレホ(カニ)とアサリのスープ。
貝なんて、もう、めっちゃ久しぶりー!!
そして出て来たスープをみてまたテンションが上がります。
で、でかい。
顔の大きな私と比較してもこの通り。
グランデー!!
付け合わせのレモンをぎゅうっと絞って、カニとアサリのだしがよおーくでたスープを飲むのです。
これが美味しく無いわけないのよお〜(>∀<)
カニはグアヤキルの時同様、トンカチで割って食べましたよ。
わたし、そういえばグアヤキルにカニ食べに行ったけど、グアヤキルはカニぽろっと1杯で3$だった・・・。
こっちはカニにアサリに溢れんばかりのスープに・・・
あれ?
こっちの方がお得かも・・・?
グアヤキルにカニ食べに行こうとしている方ー!!(そんな食いしん坊はわたしだけかもだけど)
カニだけだったらキトでも十分食べられますよーう!!
ちなみに友人の頼んでた魚もめっちゃ大きくて美味でした♡
ああっ、たまの休みも食べてばかり。
あ、たまの休みっていうか毎日休みだ私。
いやいや、移動したり観光したり山登ったり、なんやかんや遊んでいる訳ですが、こんな食べてのんびりする日もたまにはいいですよね☆
キトの公園巡りは、晴れた日曜日には最高だと思います!!
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おおいなる言い訳です - 2014.01.25 Sat
またまたご無沙汰してしまいましたっっ。
本当に、毎日気にかけてくれる方には申し訳ない限りです。
キューバで思いっきりお休みして、リフレッシュしてきたばかりだというのに、またまた盛大にさぼってしまいましたっっ。
私は一体どこで何をしていたかというと、実は世界に誇るメキシコの一大リゾート地の島で、海にもぐったり伊勢エビをほおばったりしておりました。
宿は有名な日本人宿のドミトリーにおりまして、毎晩仲間達と屋上でおしゃべりな日々。
途中友人が誕生日を迎えてサプライズの誕生会を開いたり、プレゼントするTシャツに絵を描かせてもらったり、毎日シェア飯を食べたり。
ガラパゴスで会った友人との再会があったりと盛りだくさんな日々を過ごしていたんです。
メキシコで今まではなんとなく避けて通って来た日本人宿を解禁してみたんですが、たまたまいいメンバーに巡り会ってしまいなんだか楽しすぎて楽しすぎて・・・
気がつけばパソコンを開く事すら忘れていました。
普段は一人旅、そしてシングルルームに泊まる事が多いので、ブログを書く時間を作るのは(それほど)難しくないのですが、たっくさんの面白い人達と寝食をともにしてしまうと、一人パソコンに向かっている時間がもったいなくなってしまうもんですね・・・・
という言い訳でした(・∀・)
本当は、私、人がいるところでパソコンぽちぽちしたりするの苦手なので、ドミのときには深夜か早朝がマイタイムなんですが、宿が人気過ぎて、共有スペースのソファにもハンモックにも人が寝ていたので、こっそりも出来なかったんです。
書きたいけど書けない・・・・っ。
そしてまたもや残念なお知らせなのですが、今から丸二晩かけて夜行バスで次の街に移動します〜
まず明日の朝に中間地点の街に着き、夜まで待って、再び夜行バスで目的地へと向かいます!
なので、明日の昼にNETが出来るカフェなどが見つからなかった場合は、明後日までまた滞ってしまうかもしれませんっ。
なかなか腰を落ち着けられず、言い訳を垂れ流してごめんなさいっ!
書きたい事は日々増え続けておりますので、しっかり書きますねっっ。
そしてごめんなさいついでにもう一つ。
しばらく、コメントの返信が遅れておりましてごめんなさい!!
そちらのほうは全部返信を書かせて頂いたので、コメントくれてた方はチェックしてみてくださいね☆
いつもちょっとしたコメントや反応に勇気づけられたり、いい情報をいただけたり、本当に嬉しく拝見させて頂いてます!
旅状況によって返信が遅くなる事はありますが、かならず返信するのでまた気が向いたらコメントなど頂けるとうれしいです。
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キューバで思いっきりお休みして、リフレッシュしてきたばかりだというのに、またまた盛大にさぼってしまいましたっっ。
私は一体どこで何をしていたかというと、実は世界に誇るメキシコの一大リゾート地の島で、海にもぐったり伊勢エビをほおばったりしておりました。
宿は有名な日本人宿のドミトリーにおりまして、毎晩仲間達と屋上でおしゃべりな日々。
途中友人が誕生日を迎えてサプライズの誕生会を開いたり、プレゼントするTシャツに絵を描かせてもらったり、毎日シェア飯を食べたり。
ガラパゴスで会った友人との再会があったりと盛りだくさんな日々を過ごしていたんです。
メキシコで今まではなんとなく避けて通って来た日本人宿を解禁してみたんですが、たまたまいいメンバーに巡り会ってしまいなんだか楽しすぎて楽しすぎて・・・
気がつけばパソコンを開く事すら忘れていました。
普段は一人旅、そしてシングルルームに泊まる事が多いので、ブログを書く時間を作るのは(それほど)難しくないのですが、たっくさんの面白い人達と寝食をともにしてしまうと、一人パソコンに向かっている時間がもったいなくなってしまうもんですね・・・・
という言い訳でした(・∀・)
本当は、私、人がいるところでパソコンぽちぽちしたりするの苦手なので、ドミのときには深夜か早朝がマイタイムなんですが、宿が人気過ぎて、共有スペースのソファにもハンモックにも人が寝ていたので、こっそりも出来なかったんです。
書きたいけど書けない・・・・っ。
そしてまたもや残念なお知らせなのですが、今から丸二晩かけて夜行バスで次の街に移動します〜
まず明日の朝に中間地点の街に着き、夜まで待って、再び夜行バスで目的地へと向かいます!
なので、明日の昼にNETが出来るカフェなどが見つからなかった場合は、明後日までまた滞ってしまうかもしれませんっ。
なかなか腰を落ち着けられず、言い訳を垂れ流してごめんなさいっ!
書きたい事は日々増え続けておりますので、しっかり書きますねっっ。
そしてごめんなさいついでにもう一つ。
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悲願のリベンジなるか。登山再び。【後編】 - 2014.01.19 Sun
(※)このブログは約4ヶ月遅れて更新しています。
悶々と次の予定を考えつつ、メキシコの自然と戯れる日々を送っています。
メキシコは見所が多すぎて、なかなか抜け出せませんっ。
って、こんなことばっかりやってるから、中南米きてもうすぐ1年経っちゃうのよね。
おそるべし中南米!!
もう開き直って楽しみ尽くそうと思います。
そして今日こそは登山編完結です。
エクアドル・コトパクシ山
本当に限界だった。
どこが辛いのかも分からないほど、全身がぼろぼろだった。
足には力が全く入らないし、喉は乾いてカラカラだけど、水を取り出す気力もない。
頭に浮かぶのはどうやったらここから逃げられるのか。
そんなことばかりだった。
ゴールが目の前なのは、頭ではわかっているんだけど、たとえあと10mだよって言われても、もうリタイヤするって言えてしまうくらいこの苦しさからは解放されたいと思っていた。
天候はますます悪くなってきて、止まると凍えてしまいそうなのに、止まらないことが不可能で、私はたびたび立ち止まった。
ガイドのフランシスコさんとアニーは、そんな私を黙って待っていてくれた。
無理に励まされるでもなく、リタイヤを勧められるでもなく、ただ黙って私が動き出すのを待っていてくれた2人。
この2人じゃなければ、私きっととっくに根を上げていたと思う。
山登りって、メンタルの強さが大事なんだなあと思った。
頂上直前の私は、自分の弱さとの戦いだった。
かろうじてつなぎ止めていたのは、今日が誕生日だということ。
誕生日に自分に負けたら、今年一年きっと逃げ続ける。
そして、ワイナポトシで見れなかった頂上からの景色をどうしても見たいという思いだけ。
つらい。
つらい。
でも負けたくない。
数秒に一度頭によぎる「リタイヤ」の文字を、必死に追い出しながら、てっぺんからの景色を想像しながら、。
途中全然話しをしなかったフランシスコさんが、こんもりとした場所を指差して、あれを超えれば頂上だよと言った。
このこんもりパートが最高につらかった。
キツくてキツくて本当に泣きそうになった。
誰に対して怒ってるのか分からないけど、私は周りの2人も気にせずに叫んだ。
そうでもしなければ超えられなかった。
吹雪はますます強くなって、こんもりした傾斜が終わって足の感触が平になっても、あたりは真っ白だった。
頂上は・・・まだ?
何も見えない。
寒い。
もう動けない。
すると、フランシスコさんがハグしてくれた。
続いてアニーがハグしてくれた。
それで、ようやくここが頂上だって、ゴールなんだって認識する事ができた。
ついたー・・・・。
最後の力を振り絞ってカメラを出した。
風が強すぎてファインダーさえよくよく覗けなくて、なんとか撮った一枚はやっぱり真っ白。
一緒に写真撮れなかったけどアニー。
かろうじて撮った自分の写真は、力つきる寸前だった状態そのものが写ってた。
もっと格好良く写真撮りたかったのにね。
誕生日1個目の写真がこんなんで、なんだかね。
でも精一杯の結果だからいいよね。
ずっとちゃんとした休憩はなかったから、水を飲む事がずっと出来なくて、やっとやっと、水が飲める〜と思ってペットボトルを取り出したら、リュックの中で水はかちんこちんに凍っていて、1滴も出てこなかった。
リュックの中には、頂上でお祝いしようと思っていたカップケーキとロウソクが入っていたけれど、とりだす元気はなかった。
取り出した所で、ものすごい風だったから、ローソクなんてつけられなかったけどね。
頂上についてからも、天気が悪いままで。
でも、どうにか少しでも晴れ間から景色が見れないものかと、祈るような気持ちで待っていたけれど、天気は回復してくれはしなかった。
頂上にいる事を、自分の感覚で確かめる事が出来ないまま、あっというまに下山開始。
悔しい。
せっかく、せっかく、泣きながら登って来たのに。
でも、ここに長くいる訳にはいかない。
それほど天気は悪く、めちゃくちゃ寒かった。
降り始めてまた気づく。
私の体力は本当に限界に来ている。
帰り道は、アニー・私・フランシスコさんの順番で降りて行く。
命綱で繋がっているから、アニーが早いと、私は引きずられて転んでしまう。
ゆっくり歩いてもらっていても、足の踏ん張りが聞かなくてずるりと滑ってしまう。
下りがこんなに大変だとは思わなかった。
ここら辺が、私が生きて来た人生の中で、一番辛かった瞬間だと思う。
登る時にはほとんど撮れなかった写真を、出来るだけ撮ろうと頑張ってみた。
山の厳しさが伝わってくる、巨大なつらら。
私たち以外真っ白な世界。
でも、すこし和らいだ吹雪と、夜があけたことで、登ってくるときには見えなかった景色が少しずつ見えて来た。
巨大な霜柱が大きな石や岩を持ち上げている。
やっと覗いた青空の下。
アニー凍ってるよ!!
マリコもだよと。
寒い訳だね。
晴れ間に見る景色はまさに絶景だった。
苦労して登って来たから見れたんだなあって・・・。
地球にこんな場所があるなんてしらなかったなあって・・・。
なんて綺麗なんだろうって・・・。
身体は相変わらずきつくて苦しくて辛いけど、この景色には反応せずにはいられない。
身体は言う事利かない分、視覚はより研ぎ澄まされている気がした。
飛び込む景色が眩しくて、泣ける。
ああ、私たち、本当にこの山を登りきったんだね。
空と地上との境界線。
おりるのに必死だったけど、ふと思い出して後ろを振り向くとコトパクシの頂上が見えた。
私たち、さっきまであそこにいたんだよね。
景色を堪能していたいけど、のんびり見てられる程、山は優しくなくて、滑り落ちないように無い体力を振り絞って、氷を踏みしめる。
巨大な氷の穴をくぐった。
やっと両手を離して立てる場所を見つけて、ようやく2人で記念写真。
頂上で撮れなかったから、せめててっぺんと一緒に写っている写真を撮った。
自然は本当に厳しくて、それ故に美しいんだ。
昨日真っ暗な中飛び越えて来たクレバスも、明るい中で見ると果てしなく深くて、おしりのあたりがむずむずした。
自分が人間だったことを忘れるくらいヘロヘロになりながら、なんとか山小屋に帰って来たのが11時頃。
昨日の12時に出発してから、山頂に着いたのが朝の7時で、約7時間。
そこから小山まで4時間もかかったんだなあ。
そして最後の一踏ん張り。
山小屋から車の所までもう少し歩かなければならない。
私は50回ではきかない尻餅をつきながら、どうにかこうにかたどり着いたのでした。
アニーとフランシスコさんじゃなければ、私、きっと登頂出来なかった。
弱っちくて、情けない私だけど、見捨てずに一緒に登りきってくれて本当にありがとう。
2人と一緒にコトパクシに挑戦出来て本当に良かった。
そして、無事にリベンジできて、本当に良かった。
でもね・・・・
もうっっ!!
もうっっっっ!!!!!
山なんてこりごりだーーーーー!!!!!
ばかーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
山なんて二度と登るもんか。
二度と二度と登るもんか。
って、このときは思いました(笑)
4ヶ月経った今、じつはまたむくむくと登りたくなって来ているですねえ。
不思議ですねえ。
喉元過ぎれば・・・・とはいうけれど、本当にそういうもんなんだなあ。
コトパクシでワイナポトシリベンジは成功しましたが、私はいまだ頂上からの景色をみてないんですよね。
やっぱり見たいですよね。
いつか、いつか、今度こそ。
頂上からの景色を見てみたいなあ・・・と思うのでした。
完(?)
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メキシコは見所が多すぎて、なかなか抜け出せませんっ。
って、こんなことばっかりやってるから、中南米きてもうすぐ1年経っちゃうのよね。
おそるべし中南米!!
もう開き直って楽しみ尽くそうと思います。
そして今日こそは登山編完結です。
エクアドル・コトパクシ山
本当に限界だった。
どこが辛いのかも分からないほど、全身がぼろぼろだった。
足には力が全く入らないし、喉は乾いてカラカラだけど、水を取り出す気力もない。
頭に浮かぶのはどうやったらここから逃げられるのか。
そんなことばかりだった。
ゴールが目の前なのは、頭ではわかっているんだけど、たとえあと10mだよって言われても、もうリタイヤするって言えてしまうくらいこの苦しさからは解放されたいと思っていた。
天候はますます悪くなってきて、止まると凍えてしまいそうなのに、止まらないことが不可能で、私はたびたび立ち止まった。
ガイドのフランシスコさんとアニーは、そんな私を黙って待っていてくれた。
無理に励まされるでもなく、リタイヤを勧められるでもなく、ただ黙って私が動き出すのを待っていてくれた2人。
この2人じゃなければ、私きっととっくに根を上げていたと思う。
山登りって、メンタルの強さが大事なんだなあと思った。
頂上直前の私は、自分の弱さとの戦いだった。
かろうじてつなぎ止めていたのは、今日が誕生日だということ。
誕生日に自分に負けたら、今年一年きっと逃げ続ける。
そして、ワイナポトシで見れなかった頂上からの景色をどうしても見たいという思いだけ。
つらい。
つらい。
でも負けたくない。
数秒に一度頭によぎる「リタイヤ」の文字を、必死に追い出しながら、てっぺんからの景色を想像しながら、。
途中全然話しをしなかったフランシスコさんが、こんもりとした場所を指差して、あれを超えれば頂上だよと言った。
このこんもりパートが最高につらかった。
キツくてキツくて本当に泣きそうになった。
誰に対して怒ってるのか分からないけど、私は周りの2人も気にせずに叫んだ。
そうでもしなければ超えられなかった。
吹雪はますます強くなって、こんもりした傾斜が終わって足の感触が平になっても、あたりは真っ白だった。
頂上は・・・まだ?
何も見えない。
寒い。
もう動けない。
すると、フランシスコさんがハグしてくれた。
続いてアニーがハグしてくれた。
それで、ようやくここが頂上だって、ゴールなんだって認識する事ができた。
ついたー・・・・。
最後の力を振り絞ってカメラを出した。
風が強すぎてファインダーさえよくよく覗けなくて、なんとか撮った一枚はやっぱり真っ白。
一緒に写真撮れなかったけどアニー。
かろうじて撮った自分の写真は、力つきる寸前だった状態そのものが写ってた。
もっと格好良く写真撮りたかったのにね。
誕生日1個目の写真がこんなんで、なんだかね。
でも精一杯の結果だからいいよね。
ずっとちゃんとした休憩はなかったから、水を飲む事がずっと出来なくて、やっとやっと、水が飲める〜と思ってペットボトルを取り出したら、リュックの中で水はかちんこちんに凍っていて、1滴も出てこなかった。
リュックの中には、頂上でお祝いしようと思っていたカップケーキとロウソクが入っていたけれど、とりだす元気はなかった。
取り出した所で、ものすごい風だったから、ローソクなんてつけられなかったけどね。
頂上についてからも、天気が悪いままで。
でも、どうにか少しでも晴れ間から景色が見れないものかと、祈るような気持ちで待っていたけれど、天気は回復してくれはしなかった。
頂上にいる事を、自分の感覚で確かめる事が出来ないまま、あっというまに下山開始。
悔しい。
せっかく、せっかく、泣きながら登って来たのに。
でも、ここに長くいる訳にはいかない。
それほど天気は悪く、めちゃくちゃ寒かった。
降り始めてまた気づく。
私の体力は本当に限界に来ている。
帰り道は、アニー・私・フランシスコさんの順番で降りて行く。
命綱で繋がっているから、アニーが早いと、私は引きずられて転んでしまう。
ゆっくり歩いてもらっていても、足の踏ん張りが聞かなくてずるりと滑ってしまう。
下りがこんなに大変だとは思わなかった。
ここら辺が、私が生きて来た人生の中で、一番辛かった瞬間だと思う。
登る時にはほとんど撮れなかった写真を、出来るだけ撮ろうと頑張ってみた。
山の厳しさが伝わってくる、巨大なつらら。
私たち以外真っ白な世界。
でも、すこし和らいだ吹雪と、夜があけたことで、登ってくるときには見えなかった景色が少しずつ見えて来た。
巨大な霜柱が大きな石や岩を持ち上げている。
やっと覗いた青空の下。
アニー凍ってるよ!!
マリコもだよと。
寒い訳だね。
晴れ間に見る景色はまさに絶景だった。
苦労して登って来たから見れたんだなあって・・・。
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なんて綺麗なんだろうって・・・。
身体は相変わらずきつくて苦しくて辛いけど、この景色には反応せずにはいられない。
身体は言う事利かない分、視覚はより研ぎ澄まされている気がした。
飛び込む景色が眩しくて、泣ける。
ああ、私たち、本当にこの山を登りきったんだね。
空と地上との境界線。
おりるのに必死だったけど、ふと思い出して後ろを振り向くとコトパクシの頂上が見えた。
私たち、さっきまであそこにいたんだよね。
景色を堪能していたいけど、のんびり見てられる程、山は優しくなくて、滑り落ちないように無い体力を振り絞って、氷を踏みしめる。
巨大な氷の穴をくぐった。
やっと両手を離して立てる場所を見つけて、ようやく2人で記念写真。
頂上で撮れなかったから、せめててっぺんと一緒に写っている写真を撮った。
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昨日真っ暗な中飛び越えて来たクレバスも、明るい中で見ると果てしなく深くて、おしりのあたりがむずむずした。
自分が人間だったことを忘れるくらいヘロヘロになりながら、なんとか山小屋に帰って来たのが11時頃。
昨日の12時に出発してから、山頂に着いたのが朝の7時で、約7時間。
そこから小山まで4時間もかかったんだなあ。
そして最後の一踏ん張り。
山小屋から車の所までもう少し歩かなければならない。
私は50回ではきかない尻餅をつきながら、どうにかこうにかたどり着いたのでした。
アニーとフランシスコさんじゃなければ、私、きっと登頂出来なかった。
弱っちくて、情けない私だけど、見捨てずに一緒に登りきってくれて本当にありがとう。
2人と一緒にコトパクシに挑戦出来て本当に良かった。
そして、無事にリベンジできて、本当に良かった。
でもね・・・・
もうっっ!!
もうっっっっ!!!!!
山なんてこりごりだーーーーー!!!!!
ばかーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
山なんて二度と登るもんか。
二度と二度と登るもんか。
って、このときは思いました(笑)
4ヶ月経った今、じつはまたむくむくと登りたくなって来ているですねえ。
不思議ですねえ。
喉元過ぎれば・・・・とはいうけれど、本当にそういうもんなんだなあ。
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悲願のリベンジなるか。登山再び。【中編】 - 2014.01.16 Thu
(※)このブログは約4ヶ月遅れて更新しています。
現在地はまだまだメキシコです。日々予定をころころ変えて、嬉しい再会があったりとか。
いやあ、日々なにがあるかわからないものですね。
この登山記事なんですが、本当は前後編のつもりだったのですが、長くなっちゃったので、前後中に分けました〜。
エクアドル・コトパクシ山
やっとウトウトしかけた深夜23時。
セットしておいた目覚ましが一斉になり始める。
結局一睡も出来ずに朝(?)夜(?)を迎えてしまった。
でも、身体はポカポカしているし、頭も痛くないし、眠くもないし・・・うん!体調はすこぶるいいみたい!!
気になるのは外の天気。
外から聞こえてくる風の音は、明らかに徐々に強くなって来ていて、天候の悪化が心配だ。
大丈夫かなあ・・・。
心配しつつも1階に降りて行き、まずした事は・・・
朝ご飯!
4時間前に晩ご飯食べたばっか(笑)
もう、なんだか、私たち、きのうから強制的にずーっと食べ続けている気しかしないのです。
それでもせっかくだからと頂きまして、そして普通に食べれてしまうから不思議です。
やっぱり高地はカロリーを使っているんだなあ。
食べ終わると、もろもろの装備を身につけて。
AM0時頃、いざ出発!!
ドキドキドキ・・・。
ついに始まってしまったよ。
もう、苦しくなるのも辛いのも目に見えてるんだけど、出発のこの時ばかりは、ドキドキとワクワクでいっぱいだった。
小屋をでると、ビュウっと強い風にあおられて、よろめいた。
やっぱり天気はイマイチみたい。
雨が降ってないのがせめてもの救いかな。
でも、どうか山頂は晴れて欲しい・・・。
最初は延々と続く砂地極地帯。
1歩登ると半歩滑り落ち、また1歩登ると半歩滑り落ち・・・。
この踏ん張りの利かない足場に、体力をどんどん消耗させられてゆく。
もちろん高地で酸素は薄く、少し登っただけでも息切れがする。
まっくらな山は、ヘッドライトの明かりのみが頼りで、他のチームの位置は時々ちらちら見えるその光りで把握する事が出きました。
それ以外は、ただただ足を交互に前に出すだけ。
景色も何も楽しむものはなく、ちょっと登っては滑り落ちる報われない山を、頂上と自分を信じて黙々と登って行くしかないのです。
砂を早く抜け出して、雪でも氷でもいいから、しっかりと踏みしめたいとずっと思っていました。
やっと氷ゾーンに着いたのはAM1:45頃。
たった2時間弱の時間なのに、とてつもなく長く感じました。
こんなのまだまだ序の口なのにね。
砂ゾーンと氷ゾーンは綺麗にぱかっと別れていて、ここからは各々足にギザギザをつけて雪と氷の上を登っていくんです。
今回のパートナーである、ドイツ人ガールのアニーは、黙々と登って行くタイプだけれど、時折声をかけてくれる時にはすごく笑顔で、なおかつ頂上に絶対に行きたいっていう気持ちが感じられる子だった。
目指す目標がぴったりと一致していて、彼女とのチームはすごくいい。
お互いを撮り合う余裕もまだある。
というか、これからが楽しいんだもんね。
まだワクワクはしっかりと残っている。
足にはあのギザギザを。
ガイドのフランシスコさんに手伝ってもらいながら取り付ける。
他のチームも続々とやって来ては、同じ位置で止まり、雪山用の装備を装着していく。
ここからが本当のスタートっていう感じ。
装備をつけて準備が整ったチームは、雪ゾーンへと突入してゆく。
みんなでお互いを励ましたり声を掛け合ったりしながら、また頂上で会おうねって。
ザクっ、ザクっと、足にきちんと感触が返ってくる。
砂よりも雪の方が歩いているっていう実感はできるかも。
でも、雪ゾーンに来てから、山の傾斜も一層急になっているように思える。
最初に訪れた難関はクレバス。
幅はそんなには大きくなくて、1mくらいだろうか。
でも、底は果てしなく深く、きっと数十mになるんじゃないだろうか。
このクレバスどうやって超えるんだろうと思っていると、ガイドのフランシスコさんは、ザクザクと足場を確かめて、えいっと、そりゃあもう躊躇なく飛び越えた。
・・・・・・・え?
飛ぶの??
ここ?
目が点になっている私とアニーをよそに、フランシスコは早くこっちに飛び越えてこいと指示を出した。
ここを飛び越えろって??
当たりは真っ暗で、ヘッドライトの明かりのみを頼りにジャンプ!!
しましたよ・・・。
だって飛ばなきゃここがラスト地点になっちゃうもの。
いくら命綱をつけているとは言っても、全く生きた心地はしなかったけど。
そして続いて現れる、さっきよりも何倍も幅の広いクレバス。
そこには細いはしごが1本かかってて、そこを一人ずつ、四つん這いになりながら通るのだそうだ・・・。
想像するとおしりの当たりがムズムズしちゃうのだけれど、むしろこの真っ暗な状況は、ちょうどいいのかもしれない。
明るかったら、下見えちゃうもの。
自分がどんな危ない橋(文字通り!)を渡っているのか認識出来ちゃったら、これ、きっと怖い。
見えなきゃ案外へっちゃらなんだと知った(笑)
その後もクレバスは続き、絶壁のような氷の壁をよじ登り、急な坂を延々と登り続けた。
呼吸とか、頭痛とかは全然平気だけれど、上り坂続きでアキレス腱がめちゃくちゃ痛くなって来た。
そしてガイドのフランシスコさんは全然休憩をとろうとしない人だった。
これはガイドさんによるんだろうな。
休みすぎちゃいけないっていうのは前にも登ってるから分かってはいるんだけど、あそこまでいったら休めるかな?と期待して、ちょっとした目印あたりまで頑張って登って、でも休憩はなくて・・・ってのがずっと続くと、頭の中が「キュウケイシタイ」って単語で埋め尽くされて行くような感覚に陥ってくる。
薄い酸素と、疲労と、休憩のない行程と。
だんだん辛くなって来て、ほんの、ほんの少しだけ立ち止まって息を整えた。
わたし結構頑張ってる。
一心不乱に足を前に出してる。
辛いけど歩いてる。
でも・・・。
ゴールが見えない。
全然見えない。
辛い。
辛い。
辛い。
辛い。
うん。寝よう。
私が選択した最強の現実逃避。
それは私の得意技でもある、「寝ながら歩く」ということ。
いやあ、精神的にも体力的にも辛すぎて、目つぶりたくなっちゃって(・∀・)
で、実際つぶってみると、これが案外なかなかいい感じなのですよ〜!
夢見心地というか(半分寝てるからね)
止まらずに進めるし、なんだか疲れも和らいだ(気がする)
でも、ここは険しい雪山だったことを忘れてた。
足下がずるっと滑って尻餅をついてしまった。
あーっっ。
疲れには有効ないい作戦だったけれど、雪山では使えないや。ていうか使っちゃダメだわ。
仕方なしに、また根性だけで歩き始める。
どんどん明るくなってゆく空。
頂上はまだ見えない。
その上、頂上までのルートは、日の出とは反対側だった。
まわりは徐々に朝が訪れ始めているというのに、私たち側からは太陽を見る事もできないのだ。
頂上に行ったら見れるのだからと自分に言い聞かせて、なんとか足を前に出す。
そんな時、ガイドのフランシスコさんが信じられない事を言った。
「あと40分だよ!」
!!!!???????
彼はもうあとちょっとだよって意味で言ったんだろう。
でも、私にはこの苦行があと40分も続けられる自信がなかった。
本当に、本当に辛いんだ。
そして、さらに追い打ちをかけるかの様に、あたりは一気に曇りだし、雪が降り始め、吹雪になった。。
寒い・・・。
凍る・・・・・。
今まではちょっと歩いては少し立ち止まり、呼吸を整えたりしていたのだが、これは立ち止まったら本当に、冗談抜きで凍ってしまう。歩き続けなければ・・・!
だけども、もう自分が抱え込める、辛さの限界点は、思いっきり超えてしまったらしい。
とうとう弱音しか口に出来なくなってしまった。
「もうやだ」
「返りたい」
「つらい」
自分は高山病にはならなかった。
頭痛はないし、吐き気もない。
だから、言い訳出来ない。
ただただ自分が弱いだけなんだ。
苦しい事から逃げたいだけなんだ。
いっその事高山病になってしまえばいいのになんてバカな事を考えてしまった。
私は誕生日を山頂で迎えてくるって、宣言して出て来たのに、そんな事もどうでも良く思えてしまうのです。
後編へ続く。
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現在地はまだまだメキシコです。日々予定をころころ変えて、嬉しい再会があったりとか。
いやあ、日々なにがあるかわからないものですね。
この登山記事なんですが、本当は前後編のつもりだったのですが、長くなっちゃったので、前後中に分けました〜。
エクアドル・コトパクシ山
やっとウトウトしかけた深夜23時。
セットしておいた目覚ましが一斉になり始める。
結局一睡も出来ずに朝(?)夜(?)を迎えてしまった。
でも、身体はポカポカしているし、頭も痛くないし、眠くもないし・・・うん!体調はすこぶるいいみたい!!
気になるのは外の天気。
外から聞こえてくる風の音は、明らかに徐々に強くなって来ていて、天候の悪化が心配だ。
大丈夫かなあ・・・。
心配しつつも1階に降りて行き、まずした事は・・・
朝ご飯!
4時間前に晩ご飯食べたばっか(笑)
もう、なんだか、私たち、きのうから強制的にずーっと食べ続けている気しかしないのです。
それでもせっかくだからと頂きまして、そして普通に食べれてしまうから不思議です。
やっぱり高地はカロリーを使っているんだなあ。
食べ終わると、もろもろの装備を身につけて。
AM0時頃、いざ出発!!
ドキドキドキ・・・。
ついに始まってしまったよ。
もう、苦しくなるのも辛いのも目に見えてるんだけど、出発のこの時ばかりは、ドキドキとワクワクでいっぱいだった。
小屋をでると、ビュウっと強い風にあおられて、よろめいた。
やっぱり天気はイマイチみたい。
雨が降ってないのがせめてもの救いかな。
でも、どうか山頂は晴れて欲しい・・・。
最初は延々と続く砂地極地帯。
1歩登ると半歩滑り落ち、また1歩登ると半歩滑り落ち・・・。
この踏ん張りの利かない足場に、体力をどんどん消耗させられてゆく。
もちろん高地で酸素は薄く、少し登っただけでも息切れがする。
まっくらな山は、ヘッドライトの明かりのみが頼りで、他のチームの位置は時々ちらちら見えるその光りで把握する事が出きました。
それ以外は、ただただ足を交互に前に出すだけ。
景色も何も楽しむものはなく、ちょっと登っては滑り落ちる報われない山を、頂上と自分を信じて黙々と登って行くしかないのです。
砂を早く抜け出して、雪でも氷でもいいから、しっかりと踏みしめたいとずっと思っていました。
やっと氷ゾーンに着いたのはAM1:45頃。
たった2時間弱の時間なのに、とてつもなく長く感じました。
こんなのまだまだ序の口なのにね。
砂ゾーンと氷ゾーンは綺麗にぱかっと別れていて、ここからは各々足にギザギザをつけて雪と氷の上を登っていくんです。
今回のパートナーである、ドイツ人ガールのアニーは、黙々と登って行くタイプだけれど、時折声をかけてくれる時にはすごく笑顔で、なおかつ頂上に絶対に行きたいっていう気持ちが感じられる子だった。
目指す目標がぴったりと一致していて、彼女とのチームはすごくいい。
お互いを撮り合う余裕もまだある。
というか、これからが楽しいんだもんね。
まだワクワクはしっかりと残っている。
足にはあのギザギザを。
ガイドのフランシスコさんに手伝ってもらいながら取り付ける。
他のチームも続々とやって来ては、同じ位置で止まり、雪山用の装備を装着していく。
ここからが本当のスタートっていう感じ。
装備をつけて準備が整ったチームは、雪ゾーンへと突入してゆく。
みんなでお互いを励ましたり声を掛け合ったりしながら、また頂上で会おうねって。
ザクっ、ザクっと、足にきちんと感触が返ってくる。
砂よりも雪の方が歩いているっていう実感はできるかも。
でも、雪ゾーンに来てから、山の傾斜も一層急になっているように思える。
最初に訪れた難関はクレバス。
幅はそんなには大きくなくて、1mくらいだろうか。
でも、底は果てしなく深く、きっと数十mになるんじゃないだろうか。
このクレバスどうやって超えるんだろうと思っていると、ガイドのフランシスコさんは、ザクザクと足場を確かめて、えいっと、そりゃあもう躊躇なく飛び越えた。
・・・・・・・え?
飛ぶの??
ここ?
目が点になっている私とアニーをよそに、フランシスコは早くこっちに飛び越えてこいと指示を出した。
ここを飛び越えろって??
当たりは真っ暗で、ヘッドライトの明かりのみを頼りにジャンプ!!
しましたよ・・・。
だって飛ばなきゃここがラスト地点になっちゃうもの。
いくら命綱をつけているとは言っても、全く生きた心地はしなかったけど。
そして続いて現れる、さっきよりも何倍も幅の広いクレバス。
そこには細いはしごが1本かかってて、そこを一人ずつ、四つん這いになりながら通るのだそうだ・・・。
想像するとおしりの当たりがムズムズしちゃうのだけれど、むしろこの真っ暗な状況は、ちょうどいいのかもしれない。
明るかったら、下見えちゃうもの。
自分がどんな危ない橋(文字通り!)を渡っているのか認識出来ちゃったら、これ、きっと怖い。
見えなきゃ案外へっちゃらなんだと知った(笑)
その後もクレバスは続き、絶壁のような氷の壁をよじ登り、急な坂を延々と登り続けた。
呼吸とか、頭痛とかは全然平気だけれど、上り坂続きでアキレス腱がめちゃくちゃ痛くなって来た。
そしてガイドのフランシスコさんは全然休憩をとろうとしない人だった。
これはガイドさんによるんだろうな。
休みすぎちゃいけないっていうのは前にも登ってるから分かってはいるんだけど、あそこまでいったら休めるかな?と期待して、ちょっとした目印あたりまで頑張って登って、でも休憩はなくて・・・ってのがずっと続くと、頭の中が「キュウケイシタイ」って単語で埋め尽くされて行くような感覚に陥ってくる。
薄い酸素と、疲労と、休憩のない行程と。
だんだん辛くなって来て、ほんの、ほんの少しだけ立ち止まって息を整えた。
わたし結構頑張ってる。
一心不乱に足を前に出してる。
辛いけど歩いてる。
でも・・・。
ゴールが見えない。
全然見えない。
辛い。
辛い。
辛い。
辛い。
うん。寝よう。
私が選択した最強の現実逃避。
それは私の得意技でもある、「寝ながら歩く」ということ。
いやあ、精神的にも体力的にも辛すぎて、目つぶりたくなっちゃって(・∀・)
で、実際つぶってみると、これが案外なかなかいい感じなのですよ〜!
夢見心地というか(半分寝てるからね)
止まらずに進めるし、なんだか疲れも和らいだ(気がする)
でも、ここは険しい雪山だったことを忘れてた。
足下がずるっと滑って尻餅をついてしまった。
あーっっ。
疲れには有効ないい作戦だったけれど、雪山では使えないや。ていうか使っちゃダメだわ。
仕方なしに、また根性だけで歩き始める。
どんどん明るくなってゆく空。
頂上はまだ見えない。
その上、頂上までのルートは、日の出とは反対側だった。
まわりは徐々に朝が訪れ始めているというのに、私たち側からは太陽を見る事もできないのだ。
頂上に行ったら見れるのだからと自分に言い聞かせて、なんとか足を前に出す。
そんな時、ガイドのフランシスコさんが信じられない事を言った。
「あと40分だよ!」
!!!!???????
彼はもうあとちょっとだよって意味で言ったんだろう。
でも、私にはこの苦行があと40分も続けられる自信がなかった。
本当に、本当に辛いんだ。
そして、さらに追い打ちをかけるかの様に、あたりは一気に曇りだし、雪が降り始め、吹雪になった。。
寒い・・・。
凍る・・・・・。
今まではちょっと歩いては少し立ち止まり、呼吸を整えたりしていたのだが、これは立ち止まったら本当に、冗談抜きで凍ってしまう。歩き続けなければ・・・!
だけども、もう自分が抱え込める、辛さの限界点は、思いっきり超えてしまったらしい。
とうとう弱音しか口に出来なくなってしまった。
「もうやだ」
「返りたい」
「つらい」
自分は高山病にはならなかった。
頭痛はないし、吐き気もない。
だから、言い訳出来ない。
ただただ自分が弱いだけなんだ。
苦しい事から逃げたいだけなんだ。
いっその事高山病になってしまえばいいのになんてバカな事を考えてしまった。
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悲願のリベンジなるか。登山再び。【前編】 - 2014.01.15 Wed
(※)このブログは約4ヶ月遅れて更新しています。
現在地はメキシコ。いやあ、ブログは遅れに遅れていて、実はまだ9月の半ばの事を書いています。もう一回登ったとかではないですよー。実はこの山登りの事は、リアルタイムの時にちょこっと書いていて、結果も書いてるんですが、時系列に沿って詳しく書いてるので、もう一度おつきあいいただけると嬉しいです。
エクアドル・コトパクシ登山
9月10日の誕生日をコトパクシの山頂で迎えようと考えた私。
出発の日はその前日の9日でした。
これだと、9日は山小屋に向かい、ちょうど日付が変わる頃に登頂をスタートさせ、日の出頃に山頂に着くのです。
この日の朝はいつもよりもパチっと目が覚めて。
カーテンあけて晴れを確認して、うん。とうなづいて。
絶好のリベンジ日和です。
ツアー会社前に11時に集合だったので、朝はゆっくり準備。
コーヒーをいれて飲みながら、家族に行ってきますのメールを送って、荷物をまとめて、ストレッチなんかしちゃったり。
バックパックを空にして、登山に必要なものだけ詰め直します。
余分な荷物は、大きなビニールバッグに入れてホテルで預かってもらう事にしました。
ホテルコトパクシはちょっぴり高いのが玉にきずだけど、荷物も笑顔で預かってくれて、親切で、いい所だなあ・・・。
いいコンディションでツアー会社に行ってみると、ツアー会社のおじちゃんが、なにやらニコニコ笑顔で迎えてくれました。
「いい知らせがあるよ!」と。
なんと、今朝になって、ギリギリでもう一人コトパクシに登りたいっていう子が見つかったとの事!!!
わーっっ!!!
しかも女の子らしい。
これは、なんかちょっと、心強いかも。
そして、一人のつもりでツアー代を払っていたので、差額80$が返ってきた!!
わーっっ!!
早速フライングで誕生日プレゼントをもらった気分。
もう払ったつもりのこのお金は、山から戻ったら、贅沢に使ってしまおう!むふふ♡
しばらく待って、ドイツ人ガールのアニーと合流しました。
彼女はとにかく明るくてパワフル!
彼女は英語もスペイン語も堪能で、そして良く笑う。
年下だけども頼もしい女の子。
この子なら、きっと一緒に頂上に行ける気がする。
途中のレストランでランチを食べて、さらに途中で今日のガイドのフランシスコさんと合流してコトパクシへと向かう。
どんなガイドさんかとドキドキしてたけど、フランシスコさんはかなり高齢で、お腹も出ていて、行動も言動もゆっくりで、なんだかガイドっぽくないというか・・・ちょっと頼りないというか・・・。
正直、ちょっと大丈夫かなあ?と思ったのだけれど、どうも彼は大統領もガイドしたことのあるベテランらしい。
人は見かけにはよらないのだなあ・・・!
早く山に近づきたい気持ちと、まだ着いて欲しくない気持ちとを戦わせながら、でも結局あっという間にコトパクシの麓に着いてしまった。
車をとめると、登山用に借りた靴に履き替えて、本日の宿である、山小屋のある所まで早速登ります。
登り始めの殺伐とした風景。
いつかやろうと決めていたリベンジを、今、これからやろうとしているんだ、私。
山の雰囲気が、数ヶ月前のワイナポトシと重なる。
違うのは今回のパートナーは女の子ってこと。
同じくらいのペースで、ゆっくり登っていけるのは、すごくありがたい。
ここから見る景色と、頂上から見る景色は、どんなふうに違うのだろう。
車を降りた地点の標高はちょっと覚えていないのだけれども、そこから山小屋までは約1時間くらいで着いてしまった。
ワイナポトシの時は、この、山小屋地点までの道のりがキツくてキツくて仕方なかったのだけれど、今回はそんな息切れすることもなくって、やっぱりあれは自分のペースじゃなかったからなんだろうなあと納得した。
ワイナポトシの時は屈強な男の人ばかりのチームだったから、ペース無理してたんだなあと。
今回は少人数のしかもか女の子。
ペースも気分も随分楽な気がした。
今夜宿泊する小屋は4864m地点。
当然ながら、空気は薄くて、街に居るときのような動きは出来ないけれど、まだまだ全然余裕だ。
まだまだ時間も早かったから、もう一段階くらい上に登っておくのかなあ??と思ったくらいだったけど、このままこの小屋で出発までゆっくりと過ごすらしい。
今居る位置を確かめるように、じっと麓を見下ろしてみる。
うん。
まだまだこれから。
小屋の中に入ると、まずは2階のベッドに荷物をおいて、あとはひたすらゆっくりする。
小屋ではガイドさんがご飯やらの準備もしてくれる。
山小屋の地点はすごく寒くて、小屋の中にいても息が白くなる程。
街からそんなに離れた訳ではないはずなのに、標高が高くなるというのは、こんなにも環境が変わるものなのかと、しみじみ思う。
窓から見える曇りがちな天気だけは、ちょっぴり心配。
当たり前だけれど、天候が悪ければ、それだけ登山の難易度だって上がるし、難易度が上がるくせに景色は綺麗に見えないという、悪い事だらけになってしまう。
ここだけは、どうしてもいい天気になってもらわないと困る。
小屋は意外としっかりとした設備が整っていた。
コンロでは、花瓶のような牛乳瓶のような容器でお湯を沸かしている。
ご飯はさっきお昼を食べたばかりだったけれど、席に着くとすぐにポップコーンとパンのおやつが出て来た。
大きなボールに入れられたこの熱々のポップコーンを、私はアニーと2人で2杯分くらいはぺろりと平らげた。
あ、ちなみに左がドイツ人ガールのアニー。
右がガイドのフランシスコさん。
パンにはクリームチーズをたっぷりつけて。
パンとクリームチーズが美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいそう。
そしてコーヒーとお茶をひたすら飲んだ。
高地では水分補給が高山病予防にとっても重要なのです。
小屋の中は寒くて、息が白い程。
お湯が温かいのが嬉しくて、あったかい飲み物がいくらでも飲めてしまうんです。
13時くらいにランチをはち切れる程食べて、小屋についてからもずっと食べ続けて、なんだか今日は食べてばかりね!とアニーと笑っていると、17時頃、なんと夕飯が出て来た。
スープとサラダ。
そしてスパゲッティ。
まさか!と顔を見合わせつつも、出されたからには食べないとねえ、と。
またしても完食する私とアニー。
どんだけ食べるんだろう、私たち(笑)
でも、お腹はいっぱいなのだけれど、不思議と食べられちゃうんです。
ガイドのフランシスコさんが料理上手なのはもちろんなんだけど、高地では居るだけでもカロリーを消費しているのかも。
夕飯が終わると、早々とおやすみなさいの時間です。
でもその前にちょっとだけ外に出て、コトパクシを見上げる。
これから私はここを登って行くのかあ・・・。
まだまだ眠くはなかった。
だってまだ19時だからね。
夜は23時に起きて、12時から出発するとのこと。
何気に、ゆっくり出来るのは4時間だけなのです。
全く眠くないけど、寝袋にくるまってイメージトレーニング。
なんだか私は、あの日のワイナポトシに居る気分で・・・。
ちょうど2日目の夜の、本アタックを待つ寝袋の中の気分。
今日はあの日の続きなんだ。
あの日寝袋のなかで浮かんだ登頂成功のイメージは、きっと今日のものだったんだ。
今度こそと、確信を持ちながら、眠れない寝袋の中、静かに出発の時を待ったのでした。
中編へ続く。
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現在地はメキシコ。いやあ、ブログは遅れに遅れていて、実はまだ9月の半ばの事を書いています。もう一回登ったとかではないですよー。実はこの山登りの事は、リアルタイムの時にちょこっと書いていて、結果も書いてるんですが、時系列に沿って詳しく書いてるので、もう一度おつきあいいただけると嬉しいです。
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9月10日の誕生日をコトパクシの山頂で迎えようと考えた私。
出発の日はその前日の9日でした。
これだと、9日は山小屋に向かい、ちょうど日付が変わる頃に登頂をスタートさせ、日の出頃に山頂に着くのです。
この日の朝はいつもよりもパチっと目が覚めて。
カーテンあけて晴れを確認して、うん。とうなづいて。
絶好のリベンジ日和です。
ツアー会社前に11時に集合だったので、朝はゆっくり準備。
コーヒーをいれて飲みながら、家族に行ってきますのメールを送って、荷物をまとめて、ストレッチなんかしちゃったり。
バックパックを空にして、登山に必要なものだけ詰め直します。
余分な荷物は、大きなビニールバッグに入れてホテルで預かってもらう事にしました。
ホテルコトパクシはちょっぴり高いのが玉にきずだけど、荷物も笑顔で預かってくれて、親切で、いい所だなあ・・・。
いいコンディションでツアー会社に行ってみると、ツアー会社のおじちゃんが、なにやらニコニコ笑顔で迎えてくれました。
「いい知らせがあるよ!」と。
なんと、今朝になって、ギリギリでもう一人コトパクシに登りたいっていう子が見つかったとの事!!!
わーっっ!!!
しかも女の子らしい。
これは、なんかちょっと、心強いかも。
そして、一人のつもりでツアー代を払っていたので、差額80$が返ってきた!!
わーっっ!!
早速フライングで誕生日プレゼントをもらった気分。
もう払ったつもりのこのお金は、山から戻ったら、贅沢に使ってしまおう!むふふ♡
しばらく待って、ドイツ人ガールのアニーと合流しました。
彼女はとにかく明るくてパワフル!
彼女は英語もスペイン語も堪能で、そして良く笑う。
年下だけども頼もしい女の子。
この子なら、きっと一緒に頂上に行ける気がする。
途中のレストランでランチを食べて、さらに途中で今日のガイドのフランシスコさんと合流してコトパクシへと向かう。
どんなガイドさんかとドキドキしてたけど、フランシスコさんはかなり高齢で、お腹も出ていて、行動も言動もゆっくりで、なんだかガイドっぽくないというか・・・ちょっと頼りないというか・・・。
正直、ちょっと大丈夫かなあ?と思ったのだけれど、どうも彼は大統領もガイドしたことのあるベテランらしい。
人は見かけにはよらないのだなあ・・・!
早く山に近づきたい気持ちと、まだ着いて欲しくない気持ちとを戦わせながら、でも結局あっという間にコトパクシの麓に着いてしまった。
車をとめると、登山用に借りた靴に履き替えて、本日の宿である、山小屋のある所まで早速登ります。
登り始めの殺伐とした風景。
いつかやろうと決めていたリベンジを、今、これからやろうとしているんだ、私。
山の雰囲気が、数ヶ月前のワイナポトシと重なる。
違うのは今回のパートナーは女の子ってこと。
同じくらいのペースで、ゆっくり登っていけるのは、すごくありがたい。
ここから見る景色と、頂上から見る景色は、どんなふうに違うのだろう。
車を降りた地点の標高はちょっと覚えていないのだけれども、そこから山小屋までは約1時間くらいで着いてしまった。
ワイナポトシの時は、この、山小屋地点までの道のりがキツくてキツくて仕方なかったのだけれど、今回はそんな息切れすることもなくって、やっぱりあれは自分のペースじゃなかったからなんだろうなあと納得した。
ワイナポトシの時は屈強な男の人ばかりのチームだったから、ペース無理してたんだなあと。
今回は少人数のしかもか女の子。
ペースも気分も随分楽な気がした。
今夜宿泊する小屋は4864m地点。
当然ながら、空気は薄くて、街に居るときのような動きは出来ないけれど、まだまだ全然余裕だ。
まだまだ時間も早かったから、もう一段階くらい上に登っておくのかなあ??と思ったくらいだったけど、このままこの小屋で出発までゆっくりと過ごすらしい。
今居る位置を確かめるように、じっと麓を見下ろしてみる。
うん。
まだまだこれから。
小屋の中に入ると、まずは2階のベッドに荷物をおいて、あとはひたすらゆっくりする。
小屋ではガイドさんがご飯やらの準備もしてくれる。
山小屋の地点はすごく寒くて、小屋の中にいても息が白くなる程。
街からそんなに離れた訳ではないはずなのに、標高が高くなるというのは、こんなにも環境が変わるものなのかと、しみじみ思う。
窓から見える曇りがちな天気だけは、ちょっぴり心配。
当たり前だけれど、天候が悪ければ、それだけ登山の難易度だって上がるし、難易度が上がるくせに景色は綺麗に見えないという、悪い事だらけになってしまう。
ここだけは、どうしてもいい天気になってもらわないと困る。
小屋は意外としっかりとした設備が整っていた。
コンロでは、花瓶のような牛乳瓶のような容器でお湯を沸かしている。
ご飯はさっきお昼を食べたばかりだったけれど、席に着くとすぐにポップコーンとパンのおやつが出て来た。
大きなボールに入れられたこの熱々のポップコーンを、私はアニーと2人で2杯分くらいはぺろりと平らげた。
あ、ちなみに左がドイツ人ガールのアニー。
右がガイドのフランシスコさん。
パンにはクリームチーズをたっぷりつけて。
パンとクリームチーズが美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいそう。
そしてコーヒーとお茶をひたすら飲んだ。
高地では水分補給が高山病予防にとっても重要なのです。
小屋の中は寒くて、息が白い程。
お湯が温かいのが嬉しくて、あったかい飲み物がいくらでも飲めてしまうんです。
13時くらいにランチをはち切れる程食べて、小屋についてからもずっと食べ続けて、なんだか今日は食べてばかりね!とアニーと笑っていると、17時頃、なんと夕飯が出て来た。
スープとサラダ。
そしてスパゲッティ。
まさか!と顔を見合わせつつも、出されたからには食べないとねえ、と。
またしても完食する私とアニー。
どんだけ食べるんだろう、私たち(笑)
でも、お腹はいっぱいなのだけれど、不思議と食べられちゃうんです。
ガイドのフランシスコさんが料理上手なのはもちろんなんだけど、高地では居るだけでもカロリーを消費しているのかも。
夕飯が終わると、早々とおやすみなさいの時間です。
でもその前にちょっとだけ外に出て、コトパクシを見上げる。
これから私はここを登って行くのかあ・・・。
まだまだ眠くはなかった。
だってまだ19時だからね。
夜は23時に起きて、12時から出発するとのこと。
何気に、ゆっくり出来るのは4時間だけなのです。
全く眠くないけど、寝袋にくるまってイメージトレーニング。
なんだか私は、あの日のワイナポトシに居る気分で・・・。
ちょうど2日目の夜の、本アタックを待つ寝袋の中の気分。
今日はあの日の続きなんだ。
あの日寝袋のなかで浮かんだ登頂成功のイメージは、きっと今日のものだったんだ。
今度こそと、確信を持ちながら、眠れない寝袋の中、静かに出発の時を待ったのでした。
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息を飲むような色との出会い。エメラルドグリーン。 - 2014.01.14 Tue
(※)このブログは約4ヶ月遅れて更新しています。
現在地はメキシコ・カンクン。今後の予定を考えつつ、ちょっとのんびり過ごしています。
この後は南下して行きます。
次の場所を早く見たいというワクワク感がたまりません!!
エクアドル・ラタクンガとキロトワ
大好きなバニョスを離れ、目指すは次の目的地、ラタクンガ。
って言っても、バニョスからラタクンガはバスで2時間、料金は2$程。
移動したうちにも入らないくらい近いんですけどねっ。
バニョスで調子にのって買い物した私は、荷物の重さが重すぎて放り出したくなっていました。
あっという間にラタクンガに着いたものの、バニョスが良すぎたために、ラタクンガには全然ときめかなくって、しかもこの街の宿は高い所ばっかりで、ちょっと憂鬱になりました。
のちのち安い所を見つけるんですが、この日、荷物を背負ったままの私にはくまなく探す余裕はなく、シングル12$の宿に決めました。
この街に着いたのは9月7日。
なんでここに来ようと思ったのかというと、明々後日に控えた誕生日を、この近くにある山・コトパクシの頂上で迎えてやろうと思ったからなのです。
思い返せば今年の2月、初めての登山で挑戦したボリビアのワイナポトシで、パートナーのリタイヤにより登頂に失敗して以来、いつかのリベンジを誓っていたのでした。
いつかはいつかはと思いつつ、なかなかチャンスに巡り会わなかったのですが、エクアドルにはちょうど同じくらいの高さと難易度の山があると知り、コロンビアのデモでエクアドルで待機状態だったので時間もでき、さらには誕生日も迫っているという事で、今しかないっておもったんです。
それに、誕生日は山頂だったよーって言っておけば、一人で過ごしても寂しいヤツって思われないかなあなんて(笑)
そんな訳で、着いて最初に向かったのはツアー会社でした。
とりあえぞツアー代金の相場とツアー内容を確認して、申し込めるなら申し込みたいなと。
コトパクシ登山は1泊2日。
料金は、一人で参加の場合、ガイド1人付きで250$。2人だとガイド1人付きで一人150$。3人だとガイド2人付きで一人220$との事。
うーむ。
一人と2人だと、値段が全然違うんだなあ・・・。
前回の失敗から、今回は一人で望む気まんまんだったのですが、値段でちょっと尻込み。
いや、同じくらいの高さのキリマンジャロに登るとしたら、この何倍もかかるのだから全然安いんだけれどね。
ツアー会社のおじちゃんは、多分他にも行きたがる人出てくるだろうから、明日の夜もう一度来てみな?と言われ、とりあえず、一人だろうが2人だろうが、参加する意思は固かったので予約だけはする事にして、予約金50$だけ払い、残りは明日の確定人数を見てから払う事にしました。
さて、さて。
次の日は夜までどうすごそうかなあと。
街を散歩しようと思っていたのですが、ラタクンガは思いのほかなんもないと言うか。
散歩向きの街ではなく、はっきり言ってしまえばバニョスの方が好きーっっ。
バニョスは、ちょっと歩くとある公園も綺麗だし、温泉もあるし、カフェは素敵だし、周りの自然もいいし・・・。
ちょっと完璧すぎたんですね。
それでも、バスでさらに2時間くらい行った場所にあるキロトワという場所がすごく良いらしいという話しを聞きつけ、日帰りで行ってみる事にしたんです。
日帰りだから朝早く出なくちゃっ!と8時半くらいに張り切って出かけたんですが、キロトワ行きのバスは10:30だけっぽくて(もっと早かったらあったのかも??)バス停で待機・・・。
スンバウワで乗り換えが必要なのかと思っていたのだけれど、直通があるみたいで、のってしまえば簡単!
スンバウワまで1時間半。キロトワまでは2時間で着きます。
途中の景色は綺麗なんですが、乗り物酔いの酷い私はずっと見てる事が出来ず、いつもこの移動間の景色は逃しちゃうんです。
今回もいい所は見逃しました・・・。
キロトワに着いたのが12時近くで、帰りのバスが15時からのみと言われて、到着したら慌てて目的地へと駆け込みました。
キロトワで見たかったもの。
それは、山の上にぽっかりとあいたくぼみにあるラグーン。
バスを降りた先にある広場にあった看板にラグーンのゆるい絵が描いてあって、わくわく。
でも、あんまり人も居ないし、湖の欠片も見えないし、本当にこんな所にあるのかしら。
なぜかまわりには馬がいっぱい。
動物見つけると近づかずにはいられない、動物好きです。
すると、入り口らしきもの発見!!
この上の部分が展望台になっているらしく、さらに上に登ります。
そして・・・
着いた瞬間に息を飲みました・・・・・・。
なんて、なんて、なんて鮮やかなエメラルドグリーン!!!
なんだかもう目を離せなくなって、吸い込まれそうというか。
こんな湖を見たのは初めてでした。
こんな、こんな、こんな神秘的な緑は初めてでした。
ただただ、一人、すごい・・・・とつぶやきながら、見つめる事しか出来ませんでした。
こんな深い色があるなんて。
しばらくぼーっと見つめたあと、時間がない事を思い出して、もう少し近づいてみようと思い立ち、下まで降りて行ってみる事に。
かなり足場の悪い急な道を下って行く事ができます。
さっきの馬さん達を引き連れた人達に軽々と抜かされつつ。
湖が見える度に、ついつい足が止まります。
この色の濃い部分は雲の影。
道はかなり急で、下りはまだいいけど、登りはめちゃくちゃキツそう・・・。
そこで登場のお馬さん。
なるほど〜、下から人を乗せてくるようだったので。
とりあえず値段を聞いてみたら8$だって。
うん。私は自力で頑張ります♡
ギリギリ下まで降りては見たものの、景色が綺麗なのはやっぱりちょっと高い位置からの方でした。
特に太陽の光りが差し込んだときの青は、もう本当に一体どうしてこんな色が出るのかと不思議な程綺麗でした。
見上げればこんな切り立った絶壁。
山の上にぽっかりと空いた不思議な湖でした。
上には鮮やかな花が咲いていて、その花のオレンジと、湖の緑のコントラストが、また素晴らしく綺麗でした。
くぼみのてっぺんはぐるりと歩いてまわる事も出来るそうです。
時間があれば、一回りしたかったなあ。
ここは、キャンプしたり、近くで1泊してもいいと思います。
まわりには数件の宿と民家がチラホラあるだけで、ほんとうになんにもない所なので、夜はきっと星が綺麗に見えるんじゃないかな??
このラグーンの周りの宿は、よるご飯と朝ご飯が着付いて10$くらいで泊まれるみたいですよ!
まわりはのどかで、さっきの馬達の仲間が休んでいたり
羊が放し飼いされていたり・・・。
ちょっとしたお土産屋さんがあったりなどなど。
あっというまにバスの時間になってしまったのだけれども、もっとゆっくりしていたかったな。
こうやって、いままでに見た事のない色に出会うと、どうしようもなくドキドキしてしまう。
大学の頃、色を使うのが怖くって、白と黒しか使えなくなっていた私。
こうやって鮮やかな色に出会う度に、旅に出て良かったなあって、心底思うんです。
見て感じて、私の中に取込みたいのです。
ラタクンガの街に帰って来て、昨日のツアー会社に寄って、明日のメンバーが集まったかどうかを確認。
入った瞬間におじちゃんの顔で分かったけどね。
一人だって。
むんっ、いいもんいいもん。
その方が誰のせいにもせずに、自分の力を試せるもん。
予約金を差し引いた200$を支払って、明日の持ち物を確認して、オフィスを後にした。
こうなったらガイドさんに一緒に祝ってもらおうと思い立ち、近くのスーパーでカップケーキとロウソクを購入した。
頂上で一人でバースデーソングを歌ってロウソクを吹き消すんだ。
明日はコトパクシかあ・・・。
数ヶ月前のワイナポトシの事を思い出しながら、ドキドキしながら夜を過ごしたのでした。
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現在地はメキシコ・カンクン。今後の予定を考えつつ、ちょっとのんびり過ごしています。
この後は南下して行きます。
次の場所を早く見たいというワクワク感がたまりません!!
エクアドル・ラタクンガとキロトワ
大好きなバニョスを離れ、目指すは次の目的地、ラタクンガ。
って言っても、バニョスからラタクンガはバスで2時間、料金は2$程。
移動したうちにも入らないくらい近いんですけどねっ。
バニョスで調子にのって買い物した私は、荷物の重さが重すぎて放り出したくなっていました。
あっという間にラタクンガに着いたものの、バニョスが良すぎたために、ラタクンガには全然ときめかなくって、しかもこの街の宿は高い所ばっかりで、ちょっと憂鬱になりました。
のちのち安い所を見つけるんですが、この日、荷物を背負ったままの私にはくまなく探す余裕はなく、シングル12$の宿に決めました。
この街に着いたのは9月7日。
なんでここに来ようと思ったのかというと、明々後日に控えた誕生日を、この近くにある山・コトパクシの頂上で迎えてやろうと思ったからなのです。
思い返せば今年の2月、初めての登山で挑戦したボリビアのワイナポトシで、パートナーのリタイヤにより登頂に失敗して以来、いつかのリベンジを誓っていたのでした。
いつかはいつかはと思いつつ、なかなかチャンスに巡り会わなかったのですが、エクアドルにはちょうど同じくらいの高さと難易度の山があると知り、コロンビアのデモでエクアドルで待機状態だったので時間もでき、さらには誕生日も迫っているという事で、今しかないっておもったんです。
それに、誕生日は山頂だったよーって言っておけば、一人で過ごしても寂しいヤツって思われないかなあなんて(笑)
そんな訳で、着いて最初に向かったのはツアー会社でした。
とりあえぞツアー代金の相場とツアー内容を確認して、申し込めるなら申し込みたいなと。
コトパクシ登山は1泊2日。
料金は、一人で参加の場合、ガイド1人付きで250$。2人だとガイド1人付きで一人150$。3人だとガイド2人付きで一人220$との事。
うーむ。
一人と2人だと、値段が全然違うんだなあ・・・。
前回の失敗から、今回は一人で望む気まんまんだったのですが、値段でちょっと尻込み。
いや、同じくらいの高さのキリマンジャロに登るとしたら、この何倍もかかるのだから全然安いんだけれどね。
ツアー会社のおじちゃんは、多分他にも行きたがる人出てくるだろうから、明日の夜もう一度来てみな?と言われ、とりあえず、一人だろうが2人だろうが、参加する意思は固かったので予約だけはする事にして、予約金50$だけ払い、残りは明日の確定人数を見てから払う事にしました。
さて、さて。
次の日は夜までどうすごそうかなあと。
街を散歩しようと思っていたのですが、ラタクンガは思いのほかなんもないと言うか。
散歩向きの街ではなく、はっきり言ってしまえばバニョスの方が好きーっっ。
バニョスは、ちょっと歩くとある公園も綺麗だし、温泉もあるし、カフェは素敵だし、周りの自然もいいし・・・。
ちょっと完璧すぎたんですね。
それでも、バスでさらに2時間くらい行った場所にあるキロトワという場所がすごく良いらしいという話しを聞きつけ、日帰りで行ってみる事にしたんです。
日帰りだから朝早く出なくちゃっ!と8時半くらいに張り切って出かけたんですが、キロトワ行きのバスは10:30だけっぽくて(もっと早かったらあったのかも??)バス停で待機・・・。
スンバウワで乗り換えが必要なのかと思っていたのだけれど、直通があるみたいで、のってしまえば簡単!
スンバウワまで1時間半。キロトワまでは2時間で着きます。
途中の景色は綺麗なんですが、乗り物酔いの酷い私はずっと見てる事が出来ず、いつもこの移動間の景色は逃しちゃうんです。
今回もいい所は見逃しました・・・。
キロトワに着いたのが12時近くで、帰りのバスが15時からのみと言われて、到着したら慌てて目的地へと駆け込みました。
キロトワで見たかったもの。
それは、山の上にぽっかりとあいたくぼみにあるラグーン。
バスを降りた先にある広場にあった看板にラグーンのゆるい絵が描いてあって、わくわく。
でも、あんまり人も居ないし、湖の欠片も見えないし、本当にこんな所にあるのかしら。
なぜかまわりには馬がいっぱい。
動物見つけると近づかずにはいられない、動物好きです。
すると、入り口らしきもの発見!!
この上の部分が展望台になっているらしく、さらに上に登ります。
そして・・・
着いた瞬間に息を飲みました・・・・・・。
なんて、なんて、なんて鮮やかなエメラルドグリーン!!!
なんだかもう目を離せなくなって、吸い込まれそうというか。
こんな湖を見たのは初めてでした。
こんな、こんな、こんな神秘的な緑は初めてでした。
ただただ、一人、すごい・・・・とつぶやきながら、見つめる事しか出来ませんでした。
こんな深い色があるなんて。
しばらくぼーっと見つめたあと、時間がない事を思い出して、もう少し近づいてみようと思い立ち、下まで降りて行ってみる事に。
かなり足場の悪い急な道を下って行く事ができます。
さっきの馬さん達を引き連れた人達に軽々と抜かされつつ。
湖が見える度に、ついつい足が止まります。
この色の濃い部分は雲の影。
道はかなり急で、下りはまだいいけど、登りはめちゃくちゃキツそう・・・。
そこで登場のお馬さん。
なるほど〜、下から人を乗せてくるようだったので。
とりあえず値段を聞いてみたら8$だって。
うん。私は自力で頑張ります♡
ギリギリ下まで降りては見たものの、景色が綺麗なのはやっぱりちょっと高い位置からの方でした。
特に太陽の光りが差し込んだときの青は、もう本当に一体どうしてこんな色が出るのかと不思議な程綺麗でした。
見上げればこんな切り立った絶壁。
山の上にぽっかりと空いた不思議な湖でした。
上には鮮やかな花が咲いていて、その花のオレンジと、湖の緑のコントラストが、また素晴らしく綺麗でした。
くぼみのてっぺんはぐるりと歩いてまわる事も出来るそうです。
時間があれば、一回りしたかったなあ。
ここは、キャンプしたり、近くで1泊してもいいと思います。
まわりには数件の宿と民家がチラホラあるだけで、ほんとうになんにもない所なので、夜はきっと星が綺麗に見えるんじゃないかな??
このラグーンの周りの宿は、よるご飯と朝ご飯が着付いて10$くらいで泊まれるみたいですよ!
まわりはのどかで、さっきの馬達の仲間が休んでいたり
羊が放し飼いされていたり・・・。
ちょっとしたお土産屋さんがあったりなどなど。
あっというまにバスの時間になってしまったのだけれども、もっとゆっくりしていたかったな。
こうやって、いままでに見た事のない色に出会うと、どうしようもなくドキドキしてしまう。
大学の頃、色を使うのが怖くって、白と黒しか使えなくなっていた私。
こうやって鮮やかな色に出会う度に、旅に出て良かったなあって、心底思うんです。
見て感じて、私の中に取込みたいのです。
ラタクンガの街に帰って来て、昨日のツアー会社に寄って、明日のメンバーが集まったかどうかを確認。
入った瞬間におじちゃんの顔で分かったけどね。
一人だって。
むんっ、いいもんいいもん。
その方が誰のせいにもせずに、自分の力を試せるもん。
予約金を差し引いた200$を支払って、明日の持ち物を確認して、オフィスを後にした。
こうなったらガイドさんに一緒に祝ってもらおうと思い立ち、近くのスーパーでカップケーキとロウソクを購入した。
頂上で一人でバースデーソングを歌ってロウソクを吹き消すんだ。
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生還! - 2014.01.11 Sat
お久しぶりですっっ!!
もう忘れられてしまっているでしょうか??
とりあえず、わたくし、11泊12日のキューバ旅行から無事に生還して、NETのある場所に帰ってきましたよー!!
現在地はメキシコです◎
噂には聞いていたけれど、キューバには全くと言っていいほどNET環境がなくって、あったとしても電話回線を使ったものだけでWi-Fiは皆無。
しかも料金も高いので、結局一度も繋ぐことなく帰ってきました。
久しぶりのネットに縛れられない生活は解放感に満ち溢れていましたよ(笑)
何個か街を渡り歩いたので、忙しいかなと思ってたんですが、キューバは時間の流れがゆったりで、10日ちょっととは思えないほどのんびり過ごしました。
こんなことならもっと色々持って行っておくんだったな~。
でも、もう年が明けてから日本は12日目だと思うと、きっと知らない事とかいっぱい起きてて浦島太郎状態な気がします。
そして、ああ。ブログとリアルタイムとの時差は開くばかり。
キューバの事は4ヶ月後になりますが、きっと書くので、気長にお待ちくださいね☆
私にとっては今年始めてのブログ更新となりました。
私は2014年も元気に旅が続いています!
今年も変わらずブログも見にきていただけると嬉しいです☆☆
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しかも料金も高いので、結局一度も繋ぐことなく帰ってきました。
久しぶりのネットに縛れられない生活は解放感に満ち溢れていましたよ(笑)
何個か街を渡り歩いたので、忙しいかなと思ってたんですが、キューバは時間の流れがゆったりで、10日ちょっととは思えないほどのんびり過ごしました。
こんなことならもっと色々持って行っておくんだったな~。
でも、もう年が明けてから日本は12日目だと思うと、きっと知らない事とかいっぱい起きてて浦島太郎状態な気がします。
そして、ああ。ブログとリアルタイムとの時差は開くばかり。
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今から - 2014.01.01 Wed
日本はもう年が明けたんですねー!!
時差のあるメキシコでは、今31日のお昼前です!
私は今から空港に向かい、キューバへと飛んできます!
帰ってくるのはこっちの11日。日本時間の12日になります。
ブログを書き溜めたいなんて言ってみたものの、私にそんな余裕はなく、結局しばらくお休みさせていただきます^_^;
帰ってきたらすぐに無事を報告させていただきますね!
みなさんにとって2014年が素敵な年になりますように…✨
2014年も、どうか変わらぬお付き合いをよろしくお願いします!!
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